Still a long way to go
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Still a long way to go | ||
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オフコース の オリジナルアルバム | ||
リリース | 1988年6月1日 | |
ジャンル | J-POP | |
時間 | -分-秒 | |
レーベル | ファンハウス | |
プロデュース | オフコース | |
オフコース 年表 | ||
as close as possible (1987年) |
Still a long way to go (1988年) |
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Still a long way to go(スティル・ア・ロング・ウェイ・トゥ・ゴー)は、1988年6月1日に発売されたオフコース通算15作目の最終オリジナルアルバム(LP:28FB-7007 CD:32FD-7007)。
目次 |
[編集] 解説
前作『as close as possible』(1987年3月28日発売 LP:28FB-2081 CD:32FD-1054)から外部スタッフの参加が頻繁になったほか、打ち込みによるシーケンサーを多用した音作りへと移ったことで、4人という限られた要素の中ですべてを手がけるバンドとしての必然性は薄れた。また、“ザ・ベスト・イヤーオブ・マイ・ライフ”というコンセプトを掲げた4人でのオフコースも’84年のスタートから既に3年を経過し、「それぞれが力をつけていくため3年間だけ続ける」という当初の計画も半ば形骸化していた。「結局、自分達が3年後に個人個人でやっていくという確固としたイメージが持てなかったから、それよりもわかりやすい“続けていくこと”を選んだため」と、その理由について小田はこの当時のことを語っている。
今作のレコーディングは前作同様、外部スタッフも含めて行われたが、それが結果としてメンバー間のコミュニケーション不足に繋がった。そのひとつに、B-2「逢いたい」の作詞を吉田拓郎に依頼したことが当初、小田には知らされていないということがあった。「悪気はないだろうけど、一生懸命というのが“バンドがまとまる”ということと違う方に出てしまった」と、そのことについても小田は後に語っている。
A-4「陽射しの中で」とB-4「僕らしい夏」に参加している平田健吾は、当時清水が松尾と結成していたバンド“ONE”のメンバー。約半数の曲に参加しているサックスの園山光博は前年のコンサートツアーからサポートメンバーとして参加(他に神本宗幸(Key)と富樫要(Tp))し、後に小田がソロになった時に結成されたバックバンドFar East Club Bandのバンドマスターになる。
A-1「君住む街へ」では小田のほか、清水と松尾がボーカルをとっている。小田はこの曲について「出来た時、やっとこういう曲が書けたという達成感でいっぱいだった」と当時のインタビューで答えていた。
B-5「昨日見た夢」は後に小田が1995年1月22日発売のシングル「so long my love」(FHDL-1011)のカップリングとしてセルフカヴァーし、1996年2月1日発売の『LOOKING BACK』(FHCL-2003)にも収録されたが、そこでは歌詞が一部省略されている。
このアルバム・リリースにあわせたツアー中の1988年11月、今ツアー終了をもってバンドが解散することがファンクラブのメンバーに向けて発表され、その後スタッフの強い要望で実現した1989年2月26日の東京ドームでのスペシャルライブ“The Night with Us”を最後に、オフコースは解散した。
[編集] 収録曲
[編集] SIDE A
- 君住む街へ
- 作詞・作曲:小田和正 編曲:オフコース
- she's so wonderful
- 作詞・作曲:小田和正 編曲:オフコース
- I can't stand this
- 陽射しの中で
- 作詞:松本一起 作曲:松尾一彦 編曲:オフコース
- 夏の別れ
- 作詞・作曲:小田和正 編曲:オフコース
- Still a long way to go -また会う日まで-
- 作詞・作曲:小田和正 編曲:オフコース
[編集] SIDE B
- 多分 その哀しみは
- 作詞・作曲:小田和正 編曲:オフコース
- 逢いたい
- 作詞:吉田拓郎 作曲:清水仁 編曲:オフコース
- 悲しい愛を終わらせて
- 作詞・作曲:小田和正 編曲:オフコース
- 僕らしい夏
- 作詞:松本一起 作曲:松尾一彦 編曲:オフコース
- 昨日見た夢
- 作詞・作曲:小田和正 編曲:オフコース
[編集] 参加ミュージシャン
- KAZUMASA ODA KEYBOARDS AND VOCALS
- HITOSHI SHIMIZU BASS AND VOCALS
- KAZUHIKO MATSUO GUITAR AND VOCALS
- JIRO OMA DRUMS AND PERCUSSION
- KENGO HIRATA - BASS(A-4,B-4)
- MITSUHIRO SONOYAMA - SAX
- HIDEKI MOCHIZUKI - ALL INSTRUMENTS PROGRAMMING
[編集] スタッフ/スタジオ
- PRODUCED BY OFF COURSE
- ALL ARRANGED BY OFF COURSE
- ENGINEERED BY KAZUHIKO YANAGISAWA
- ADDITIONAL ENGEERING BY MASATAKE OHSATO, SHIRO KIMURA
- MIXED BY KOJI SUGIMORI
- ASSISTANT ENGINEERING BY YOSHIHIDE MIKAMI, MASUMI NAKANISHI, TAKASHI ITO, YUJI KURAISHI, MOTONARI MATSUMOTO, YASUHIRO ITO, HIDEAKI NOJIMA
- RECORDED AT OFF COURSE STUDIO, SEDIC STUDIO, KANNON-ZAKI MARINE STUDIO
- MIXED AT STUDIO JIVE
- PRODUCTION MANAGEMENT:AKIRA KIKUCHI, MASAMICHI YOSHIDA, TOMOAKI KINOSHITA, KAZUYUKI YOSHIMURA
- ASSISTANT MANAGER:TAIZO ENDO, TATSUYA FUNAKOSHI, YOSHIHIKO SHIMIZU
- ART DIRECTION & DESIGN BY NOBUYOSHI MINEGISHI
- ASSISTANT DESIGN:MIYOKO KONNO, M.HIDEYUKI (Room・m・Inc.)
- ILLUSTLATION BY YUKARI ANDO
- SPECIAL THANKS TO:KAZUNAGA NITTA, ICHIRO ASATSUMA, YUKINOBU UDAGAWA, YUI MUSIC PUBLISHER, SATOSHI TAKAHASHI, HIROAKI YAMAGUCHI, HIROMI KUROIWA, SHIGENORI TANAKA, MAKOTO KONDO, PHILIP H.RHODES, HIROSHI“Majo”UENO