D1ストリートリーガル
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D1ストリートリーガル(でぃーわん-、D1 STREET LEGAL)は、主にドリフト走行によって競われるモータースポーツの一カテゴリー。2005年に全日本プロドリフト選手権(D1グランプリ)の下位カテゴリーとして新設された。
自動車メーカーのワークス参戦を禁止し、参加車両には車検の取得を義務付けるなど(D1グランプリでは車検の取得は義務付けられてはいない)、実際に公道を走っている改造車両による大会として明確に位置づけられている。
初年度の2005年は試験的な実施のため「過去にD1グランプリ出場権利を保有していたことがある選手」にエントリー資格を絞っていたが、2006年からはストリートリーガル単独開催のみエントリー資格の制限を外し誰でも参加可能とし、よりD1グランプリのステップアップカテゴリーとしての色彩を鮮明にした。
また、2006年度より、D1ストリートリーガル地区シリーズも開催されている。
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[編集] D1GPとの車両レギュレーションの違い
ボディモノコックの大幅改造以外が認められているD1GPに比べると、大幅に改造内容が制限されている。
- エンジンスワップの制限
- 形式ラインナップ内のエンジンまでに制限される。具体的にはS15 シルビアSpec-S改Spec-R仕様(SR20DE→SR20DET)は許可されるが、HCR32 スカイラインGTS-tにRB26DETTを積むのは許されていない(そのため2005エキシビジョンでは、Bee-RがあえてHCR32でなく、BNR32改2WD仕様を使っていた)。またハチロクで300ps申告をしている車両が存在するため、ボルトオンターボは許可されている。
- 両者ともに改造価格が異常な値段になってしまう事と、ストリート仕様とかけ離れるため。
- 内装、ドアのフルオリジナル化、オーディオ取り付けの義務化、6点式ロールケージ+サイドバーの取り付け義務、ロールケージパッドの取り付け義務
- これもストリート仕様遵守のため。ただしドアとロールケージのサイドバーが干渉する場合には、その部分の内装除去が認められている。ロールケージはD1GP同様にTボーンクラッシュや横転の危険があるため、それに対する予防。ロールケージパッド装着義務については、安全対策の他にも、パッドが無い場合は車検に通らないためである。また、ロールケージによって後部座席の空間が確保出来ない場合には、2人乗車で改造車検を取る必要がある。
[編集] 関連記事
- 2006年度、セキアヒルズDECサーキットにおいてD1グランプリ、D1ストリートリーガル共に開催至上初となるFF車・ホンダ・シビック(EG6)が吉村琢也選手によって本戦出場を果たしている(出場カテゴリーはD1ストリートリーガル)。
- 最高齢出場者はDaiの59歳。
[編集] 過去の総合優勝者
[編集] スケジュール・優勝者
[編集] 2005年
[編集] 2006年
- Round1(2月4・5日) セキアヒルズDECサーキット- 末永正雄(マツダ・RX-7(FD3S))
- Round2(4月15・16日) エビスサーキット- 末永正雄(マツダ・RX-7(FD3S))
- Round3(4月29・30日) スポーツランドSUGO- 猪瀬徹(日産・シルビア(S15))
- Round4(5月13・14日) 富士スピードウェイ- 福山博行(日産・シルビア(PS13))
- Round5(7月29・30日) オートポリス- 岡村和義(日産・シルビア(S15))
- 萩迫貴史(日産・シルビア(PS13))