速水亮

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速水亮（はやみりょう、1949年 11月14日-）は千葉県君津市出身の俳優である。本名は越坂部茂（こさかべしげる）。

身長175cm、A型、さそり座。趣味はゴルフ・野球。特技は柔道（2段）。普通自動車第一種、大型自動二輪運転免許を持っている。株式会社オールアウト所属。

[編集] 来歴・人物

木更津中央高等学校（現・木更津総合高等学校）中退後、大映ニューフェース第20期生に合格し、1969年に『あゝ陸軍隼戦闘隊』でデビューする（なお、大映側の公称デビューは翌年の『続・いそぎんちゃく』）。

芸名は当初「炎三四郎」と言うインパクトのある名前だった。その後豊田正文、三崎玲資などを使っていたが、テレビシリーズ『仮面ライダーX』で主人公の神敬介／仮面ライダーXを演じることになった際、原作者石ノ森章太郎より『速水亮』の芸名を命名される（作曲家の菊池俊輔が、歌手の姓名判断に基づき命名したとも言われている）。

存在感のある脇役や、落ち着いた声を生かしたナレーションとして、また東海テレビ製作の昼メロなどではダンディなキャラクターで存在感をアピールしている。

[編集] エピソード

夫人は『仮面ライダーX』の共演者であった美山尚子。速水によれば交際が始まったのは共演中ではなく「ちゃんと終了後です(笑)」とのこと。Xを途中降板となってしまった美山が速水に相談を持ちかけたのが始まりだったという。
美山との間に生まれた息子は、同じ事務所に所属し舞台を中心に活動している俳優・香坂優介。彼も『仮面ライダーアギト』のオーディションに挑戦したことがあるが、不合格となり親子ライダーはならなかった。
近年、特撮関連雑誌や『仮面ライダーX』のCS放送での再放送時のインタビュー企画に登場し、「泥にまみれてばかりで、撮影と言うよりは毎日が合宿のようだった」という当時の回想をすることが多い。雑誌のインタビューで「ヒーローはもう一度チャレンジしてみたいですね」「ライダーの仕事なら断らないよ」と答えており、ZXの撮影時も「声がかかれば行ったのに」とファンをよろこばせる事を言ってくれている。
その二枚目の風貌から独身時代は「仕事よりも私生活の方が派手」だった時期もあったとも語っている。実は結婚後も3回ほど不倫疑惑で週刊誌をにぎわせてしまい、たまたま仕事で宮内洋と一緒になった際に「『仮面ライダーが不倫』なんて記事は勘弁してくれよ」とからかわれたこともあると言う。
一時期舞台出演が中心となり、あまり活躍が聞かれない時期があったが、「いずれ人前に出た時にインパクトのある事をやればいいだけ」と骨太な発言も、彼の人柄を感じる。