萩バスセンター
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萩バスセンター(はぎバスセンター)は、山口県萩市大字唐樋町11-2にあるバスターミナル。バスの行き先表示には単に「萩センター」と称されることもあるほか、地元では単に「センター」と呼ぶ場合もある。歴史的な経緯から萩市を通過する鉄道である山陰本線が萩市街地を大きく迂回する形状となっているため、市街地へのアクセスを補完する目的で設けられた。萩市を運行エリアの一部とする防長交通によって運営されている。
かつては防長バス専用のバスターミナルであり(このため防長バスセンターという人もいる)、中国JRバス防長線のバス駅である萩市駅が萩バスセンターのすぐ近くに設けられていたが、道路の歩道整備に伴い近接した箇所に停留スペースを設けることができなくなったことと、中国JRバスによる営業拠点の集約化に伴い、1999年に中国JRバスも萩バスセンターに乗り入れることとなり萩市駅は廃止、現在施設は撤去されている。
現在、センター前にはSunlive萩店があり、センターを利用する人が買い物をする事もある。
目次 |
[編集] 施設
[編集] 乗降ホーム
1~3番乗り場は道路と直角方向にホームが設けられており、4番乗り場(センターでは"◎"で表記)のみ道路上の停留スペースとなっている。
- 1番乗り場
- 越ヶ浜、奈古駅前、宇生賀、堀越、吉部、津和野
- 2番乗り場
- 高速バス(東京、大阪、広島)、新山口駅、秋芳洞、玉江駅前、萩市内定期観光
- 3番乗り場
- 益田駅前、青海大橋、木間、惣良台入口、阿武川温泉、まぁーるバス西回り
- 4番乗り場
- 東萩駅前、まぁーるバス東回り
[編集] その他施設
- 案内所
- 切符売場
- 自動券売機・バスカード自動販売機
- 上記はいずれも防長交通のものであり、中国JRバスの営業施設はない。ただし、自動券売機で販売されている乗車券はJRバスとの共通であり、バスカードは県内の各会社で共通利用できる。
- 待合スペース
- トイレ
- コインロッカー
- 飲料自動販売機
- 売店・みやげ物店
- 喫茶・軽食スペース
- タクシー(萩近鉄タクシー)待合所
[編集] 高速バス・特急バス
[編集] 夜行高速バス
[編集] 昼行高速バス
[編集] 空港連絡バス
[編集] 特急バス
- 東萩駅 - 萩バスセンター - 大田中央 - 新山口駅:はぎ号(防長交通)
- 東萩駅 - 萩バスセンター - 山口駅 - 湯田温泉 - 新山口駅:はぎ号(中国JRバス)
- はぎ号は以前は座席指定制だったが、現在は座席指定は不要。共通乗車可。
- 東萩駅 - 萩バスセンター - 津和野温泉 - 津和野駅 - 津和野バスセンター:つわの号(防長交通)
- 3月16日~5月31日・7月16日~11月25日の週末および多客期のみの運行、つわぶき街道(県道萩津和野線)経由。
- 廃止された路線
[編集] 一般路線バス
[編集] 防長交通
- [急行]東萩駅 - 萩バスセンター - サファリランド前 - 景清洞 - 大正洞 - 秋吉台 - 秋芳洞
- [快速]東萩駅 - 萩バスセンター - 湯免温泉 - 三隅駅前 - 長門市駅前 - 仙崎駅前 - 青海大橋
- [快速]東萩駅 - 萩バスセンター - 松陰神社 - 吉部 - 三谷駅入口 - 徳佐 - 津和野駅 - 津和野バスセンター
- 玉江駅 - 萩バスセンター - 越ヶ浜入口 - 大井 - 阿武町道の駅 - 奈古駅
- 萩バスセンター - 越ヶ浜入口 - 畑 - 福田 - 宇生賀
- 萩バスセンター - 阿武川温泉 - 惣良台
- 萩バスセンター - 木間
- 東萩駅 - 萩バスセンター - 明木市 - 大田中央 - 湯の口 - 新山口駅新幹線口
- 萩バスセンター - 松陰神社 - 吉部
- 市内定期観光バス
[編集] 中国JRバス
- 東萩駅 - 萩バスセンター - 萩駅 - 明木 - 佐々並 - 日赤前 - 県庁前 - 山口駅
[編集] 外部リンク
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