福島牝馬ステークス
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福島牝馬ステークス(ふくしまひんばすてーくす)は、日本中央競馬会 (JRA) が福島競馬場の芝1800mで施行する中央競馬の重賞競走 (GIII) である。正賞は福島県知事賞。
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[編集] 概要
本競走は1947年から2003年まで施行されていたカブトヤマ記念を前身とし、カブトヤマ記念の競走の主旨である父内国産馬の為の競走という意味合いだったが、近年における日本国内のでの父内国産馬のレベルの向上によりその意味合いを必要としなくなり、第57回競走を最後に廃止、2004年に古馬牝馬の重賞路線の整備の一環として4歳(旧5歳)以上牝馬限定の混合の別定の重賞 (GIII) 競走、福島牝馬ステークスとして新設、第1回は現在と同じく福島競馬場の芝1800mで施行された。
2006年からは指定競走に指定、地方所属の競走馬も出走可能になり、古馬牝馬の重賞路線整備の一環で新設されたヴィクトリアマイルの前哨戦の1競走として施行されるようになった。
阪神牝馬ステークス・中山牝馬ステークスと並びヴィクトリアマイルの前哨戦の1競走として位置付けされている。
出走資格は、サラ系4歳(旧5歳)以上のJRA所属の牝馬の競走馬(外国産馬含む)及びJRAに認定された地方所属の競走馬。
負担重量は別定で、4歳は51キロ、5歳以上は52キロを基本とし、更に収得賞金額、4歳1,100万円毎・5歳1,400万円毎・6歳以上1,700万円毎に1キロの負担が課せられる。
総額賞金は7,460万円で、1着賞金3,900万円、2着賞金1,600万円、3着賞金980万円、4着賞金590万円、5着賞金390万円と定められている。
[編集] 歴史
[編集] 歴代優勝馬
回数 | 施行日 | 優勝馬 | 性齢 | 勝時計 | 優勝騎手 | 管理調教師 |
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第1回 | 2004年4月25日 | オースミコスモ | 牝5 | 1:46.6 | 蛯名正義 | 中尾正 |
第2回 | 2005年4月24日 | メイショウオスカル | 牝4 | 1:49.4 | 後藤浩輝 | 安達昭夫 |
第3回 | 2006年4月22日 | ロフティーエイム | 牝4 | 1:48.5 | 吉田隼人 | 二ノ宮敬宇 |