由布院駅
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由布院駅(ゆふいんえき)は、大分県由布市湯布院町川北8番地2にある九州旅客鉄道(JR九州)久大本線の駅である。
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[編集] 駅構造
単式ホーム・島式ホーム混合2面3線をもち単式ホーム側に駅舎のある地上駅である。
駅舎は1990年竣工で、設計は大分県出身の建築家磯崎新。湯布院町とJR九州が建築費用を半分ずつ負担して完成した。改札がなく広々としたデザインは斬新なものであった。
1番線ホーム端には足湯(有料:大人160円,小人80円)があり、観光客に人気である。男女共用の足湯の外、女性専用の足湯もある。
直営駅で、みどりの窓口設置駅。自動改札はないが自動券売機が1台設置されている。
[編集] 駅周辺
由布院駅は、全国屈指の温泉街として栄える由布院の市街地にあり、由布市湯布院庁舎(旧湯布院町役場)や由布院温泉にも近い。また、駅からは由布岳を真正面に臨むことができる。野矢駅方面から線路は北東の方向に進んできたが、当駅の前後から向きを180度変え、今度は南西の方向に進みはじめる。
[編集] 歴史
[編集] その他
- 駅名「由布院駅」と合併前の旧町名「湯布院町」とで「ゆ」の字が異なるのは、由布院駅がある旧由布院町が旧湯平村と合併した際に、両方の名を合わせて「湯布院町」という町名にしたためである(湯平+由布院=湯布院)。
- 観光用トロッコ列車「TORO-Q」は当駅と隣の南由布駅の間を走る。
- 利用客の8割を女性が占め、男性用トイレが設置されていない(男性は近くの公衆トイレに行かなくてはならない)。