田尻義博

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TAJIRI（2005年）

田尻義博
プロフィール
リングネーム	TAJIRI 田尻義博アクエリアスタヒリ
本名	田尻義博
ニックネーム	メジャーリーガージャパニーズ・バズソーハッスルバズソー高速戦士
身長	176cm
体重	93kg
誕生日	1970年 9月29日
出身地	熊本県玉名市
トレーナー	アニマル浜口グレート小鹿ザ・グレート・カブキ
デビュー	1994年 9月19日岡野隆史戦

田尻義博（たじりよしひろ、1970年 9月29日 - ）は、日本の男子プロレスラーである。日本国内では本名で活動していたが、海外では苗字TAJIRI（タジリ）のリングネームで活躍する。アメリカでの知名度は、地域によってはイチローや松井秀喜以上とも言われており、日本でも「プロレス版メジャーリーガー」と呼ばれる。熊本県玉名市出身。但し海外では、海外でも知られた日本の地名のある東京都や横浜市を出身地としている。（横浜で育ったためとも言われている）

[編集] 経歴

アニマル浜口ジムで修行し、IWA・JAPANで1994年 9月19日に岡野隆史戦でデビューを果たす。当初はふがいない戦いを専門誌からも厳しく批判されるなど苦労を味わったが、青いショートタイツに日の丸ルックで徐々に頭角を現す。

1997年には新日本プロレス主催「BEST OF THE SUPER Jr.」に出場、現ZERO1-MAXの大谷晋二郎と激闘を繰り広げた。ちなみに同大会にはクリス・ジェリコ、チャボ・ゲレロJr（WWE）も出場している。

IWA・JAPAN退団後、大日本プロレスに所属していたが（一時期、覆面レスラー『アクエリアス』と名乗った事もある）、現役への道を模索するために（本人はルチャをやりたかったが、団体がデスマッチ路線に進んで行く事に反発したからとも言われている）メキシコのCMLLへ行った。1998年の終わりに、メキシコに来ていたポール・ヘイマンにスカウトされてECWに入る。スーパー・クレイジーとの抗争を通じて一気に人気が高まり、ECWの主要レスラーの一人となり、マイキー・ウィプレック、シニスター・ミニスターらを従えて行動した。

2001年にECWが破綻した後はWWEに入団する。入団当初はギミック上WWFコミッショナーであったウィリアム・リーガルのお茶汲み役であった。2002年にWWFの番組が2つに分割された際にはSmackDown!に所属。分割後トリー・ウィルソンとの恋愛ストーリーでベビーフェイスとして活動し、番組への登場も飛躍的に増える。トリーとのストーリーはビリー・キッドマンとの抗争終了と共に終わった。

2003年にチャボ・ゲレロJrが怪我でWWE離脱していた際にエディ・ゲレロとタッグを組む。このタッグの際に、ストーリー上「車を盗んで会場に行こう」と田尻がエディに提案し、晩年のエディの定番入場となったローライダーによる入場が始まった。

2003年10月19日からタジリがRawに移籍するまでの間、アキオ、サコダと組んで「兄弟」というヒールチームを結成していた。

2004年には、同じECW出身のライノとタッグを組むことが多かった。

2005年に入り、ウィリアム・リーガルのタッグパートナーユージンが怪我で離脱。タジリがタッグパートナーとなる。2月4日にさいたまスーパーアリーナで行われたRAWのTVショーで、ウィリアム・リーガルとのタッグで世界タッグ王座を奪取。見事故郷に錦を飾った。リーガルとのタッグはタジリがECW ワン・ナイト・スタンドに出演するまで続いた（ストーリー上、反ECW義勇軍に参加したリーガルが、タジリのECWワンナイトスタンド出演に対する反感からのチーム解消、となっている）。エディ・ゲレロの死がきっかけとなり、プロレス雑誌での連載でWWE退団を示唆していた。同年12月8日に、12月12日のRaw収録をもってWWEを退団することが発表され、12日に行われたヒートでのグレゴリー・ヘルムズ戦をもって自主退団した。

2006年に入り、ハッスル主宰の新規登場人物オーディションの最終選考に残ったとして同年2月10日開催のハッスルハウス11に登場。元新日本プロレスの長尾浩志とスパーリングを実施し、ハッスル軍入りすることとなった。オーディションの最中にWWEで培った客に魅せるアクションを行って観客を沸かせた。

3月5日に行われたハッスルハウス14ではＨＧ、大谷晋二郎とタッグを結成。試合のみならず、試合後のマイク合戦にも積極的に参加し、朴訥としたキャラクターを演じながら、マイクパフォーマンスでも高い能力を持っていることを証明した。4月のハッスル16では日本型レスラーのトップ選手である川田利明とも対戦。また、同年闘龍門のアドバイザーにも就任。8月27日全日本プロレス両国大会でグレートムタとシングルで初対決するも敗北。ところが、その後の日にTAJIRIはグレートムタとタッグを組み、小島聡、カズ・ハヤシ組を倒した。

同年、ハッスル16で出てきたニューリン様が凄く好きで、ハッスル・ハウスvol.13では自ら「戦いたい（別の意味で?）」と言ったものの、ニューリン様に「オメー、黒ひげ危機一髪みたいで気持ちワリーんだよ!!!」と、言われた。しかし、それでも諦めずTAJIRIはハッスル17で、再度ニューリン様に申し出たが、「だったらあたしの靴をなめてみろよ!!!」と言われてなめるフリをして、ニューリン様にグリーンミストを顔に放って、ハッスルエイドのメインで大谷晋二郎と組んで、モンスターK川田利明と組んだニューリン様と戦った。結果は、TAJIRIがニューリン様のマスクを取って、TAJIRIが勝利した。その後に、TAJIRIはニューリン様の敵討ちをしようと高田総統がザ･エスペランサーを送り出して、TAJIRIを子供のように痛めつけた。以後それがトラウマになりザ･エスペランサーの写真なんかを見せると、TAJIRIは甲高い声で「ヒエー!!!」などと泣き叫ぶ。それは今でも続いている。しかし、ニューリン様がハッスル軍に入ると、TAJIRIはエロ親父みたいになり、ニューリン様が最後の締めをする時には、M字ハッスルのときに開脚したところをいやらしい目で見たり、鞭で叩かれたにもかかわらず、笑ったりしているので、このことから「世界をまたにかけるスーパースター&スーパー変態」とハッスルでは言われている。ちなみに、これは金村キンタローも同じ事をやっている。

また、4月28日には、週刊プロレス誌上で連載されていた日記が単行本化されたことを記念に、大日本プロレス後楽園ホール大会にてサイン会を実施。更に、この日が誕生日のグレート小鹿社長に呼ばれ、コスチュームでリングに上がり、観客を驚かせ、「社長！オレらと試合してくれ！」と言わんばかりに急襲してきた近藤博之&井上勝正の「チーム若作り」との試合に発展。近藤をタランチュラで絞めている間に小鹿社長が井上をアイアンクローでタップアウト勝ちを納めた。