卍固め
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卍固め(まんじがため)はプロレス技の一種である。
[編集] 概要
技のかけ方は、対戦相手を前かがみにした状態で、技をかけるレスラーの右足を対戦相手の左足に絡め、残りの足を対戦相手の脇腹、または後頭部に引っ掛けた状態で相手の腕を背中側に弓の様に引く。技をかけた状態がまるでタコが何かに絡まるような様子にも見えることから、オクトパス・ホールド(Octopus hold)とも呼ばれる技である。
日本での公開はアントニオ猪木の手によって1968年12月13日に用いたのが最初であるとされている。当時の報道ではコブラツイストが一般的な技と化してしまったためにより威力のある卍固めを開発したともされているが、欧州マットでは古くから存在していた技でもある。後にこの技が猪木の代名詞となるにつれ、技名の一般公募が行われ、現在の卍固めが新たな技名となった(但し、英語圏での技名はオクトパス・ホールドが依然用いられている)。
グラウンドの状態で出すこともできる(エル・サムライなど)。