特命!刑事どん亀
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特命!刑事どん亀（とくめい - けいじどんがめ）は、TBS・JNN系列で2006年4月10日から2006年7月17日まで「ナショナル劇場」枠で毎週月曜日の20:00～20:54（第1回は18:55～20:54の2時間スペシャル）に放送された連続刑事ドラマである。「ナショナル劇場」の50周年記念企画作品。15回連続（一話完結）で放送された。
目次 |
[編集] あらすじ
亀田呑（通称・どん亀、西田敏行）は東京の下町にある喫茶店「パンジー」のマスター。しかし、喫茶店のマスターという職業は仮の姿で、本業は「警視庁極秘捜査課」の課長である。「極秘捜査課」は、日々多発する凶悪犯罪に対応するために、警視総監の発案で作られた特別組織で、いかなる捜査方法も許される。「極秘捜査課」は世間にその存在を明かされていない“影の組織”である。「パンジー」の常連客も、実は極秘捜査課の捜査員たち。極秘捜査課の捜査員は、他の警察官とは違い、“赤い警察手帳”と“金の手錠”を身に付けている。「パンジー」のトイレの入口の奥が極秘捜査課の本部になっている。亀田ら極秘捜査課の刑事たちが犯人を追いつめるために、様々な変装をするのもこのドラマの見どころのひとつ。
ドラマは“現代版・水戸黄門”とも言われる内容で、“正義を愛し、悪を憎む（いわゆる勧善懲悪もの）”痛快アクションドラマである。なお、西田敏行は「翔んでる!平賀源内」以来17年ぶりのナショナル劇場枠のドラマへの主演である。
[編集] キャスト
（前職：警視庁新宿東署刑事課警部）
- 極秘捜査課の課長であり、喫茶店・パンジーの店長。武器は警棒。みどりの長唄の弟子で、みどりを「師匠」と呼ぶ。みどりが好きで、いつも宮内とどちらがみどりがすきか言い争っている。愛称は「呑さん」、「どん亀」。
（前職：警視庁捜査一課刑事）
- ホストのような格好をした男で、いつもパンジーにいる。元警視庁刑事である。
（前職：警視庁浅草北署刑事課刑事）
- 元所轄署の刑事であったが、単独行動が多くて、刑事を辞めざるをえなくなった。武道派で、男でも倒せる。刑事を辞めた後、呑が店長をしている喫茶店・パンジーの店員となった。
- 武道派で、頭脳派の小太郎とはいつも口論になる。戦うときの構えは何かの武術のよう。銃器の扱いも出来、スナイパーとして潜入捜査をしたこともある。
- 秋山 琢磨（あきやま たくま、極秘捜査課員見習い） - 猪野学
- 元義賊。呑に捕まり改心した。
- メカニック担当。彼の発明は事件解決にかなり役立っている。
- 藤島 みどり（ふじしま みどり、極秘捜査課員） - 余貴美子
- 極秘捜査課のおかげで、最近手柄が増えてきた刑事。喫茶店・パンジーの客で、真理がお気に入り。
- 予知能力がある。
（前職：警察学校校長）
- いつも着物を着ている。
- 大石 隼斗（おおいし はやと、警視総監） - 里見浩太朗（特別出演、第1回のみ出演）
[編集] 主題歌
- ナナムジカ「僕達の舞台」（ワーナーミュージック・ジャパン）
[編集] スタッフ
- プロデューサー
- 森下和清、浅野敦也
- 脚本
- 深沢正樹、土屋保文、田子明弘、伊藤崇、大野敏哉、橋本以蔵、福田卓郎、サタケミキオ、小木曽豊斗、平林幸恵、安本莞二
- 演出
- 藤尾隆、池澤辰也、村田忍、川田理
- 音楽
- 協力
- VFX制作
- ダイナモピクチャーズ
- 制作
[編集] 放送日・サブタイトル・視聴率
| 各話 | 放送日 | サブタイトル | 視聴率 |
|---|---|---|---|
| 第1話 | 2006年4月10日 | 極秘捜査課見参! ～現代の巧妙な極悪犯をダマして逮捕する、勧善懲悪な痛快活劇～ |
12.3% |
| 第2話 | 2006年4月17日 | 大使館潜入大作戦 | 12.1% |
| 第3話 | 2006年4月24日 | ニセ札女王の野望 | 11.0% |
| 第4話 | 2006年5月01日 | 顔を盗まれた男 | 10.0% |
| 第5話 | 2006年5月08日 | 死を誘う詐欺師 | 13.9% |
| 第6話 | 2006年5月15日 | ニセ極秘捜査課 | 11.2% |
| 第7話 | 2006年5月22日 | 姿なき爆弾魔 | 11.5% |
| 第8話 | 2006年5月29日 | 殺人ロボット | 10.0% |
| 第9話 | 2006年6月05日 | 疑惑のストーカー | 10.6% |
| 第10話 | 2006年6月12日 | 貴方の命買います | 16.1% |
| 第11話 | 2006年6月19日 | 霊感コンサート | 14.7% |
| 第12話 | 2006年6月26日 | 闇のクローン人間 | 11.5% |
| 第13話 | 2006年7月03日 | 霊感占い師の陰謀 | 10.5% |
| 第14話 | 2006年7月10日 | 命懸けの人質救出 | 13.4% |
| 第15話 | 2006年7月17日 | 哀しき暗殺者 | 13.4% |
- 平均視聴率 12.1%（視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ）
[編集] 余談
佐々淳行の著書「連合赤軍『あさま山荘』事件」によれば、衆議院議員・亀井静香の警察庁時代のあだ名も「どん亀」であった。無論、本ドラマのタイトルとは何の関係もない。
極秘捜査課ではトヨタのハイエースコミューターを使う。表立って警察官として行動することは一切無い課の性質上、覆面パトカーではないため赤色灯を付けない。 他にランドクルーザーがたまに使われる。（赤色灯は付けない）
一方、捜査一課はマークXのアルミホイール付きの覆面パトカーに乗る。
前述の通り劇用車はほぼトヨタ車である（国産他社では一回だけY32日産・グロリアブロアムが使われたくらいである）。
犯人はよく輸入車に乗っていることが多くベンツ・シボレー・ジャガーなどが登場した
[編集] 外部リンク
| TBS ナショナル劇場 | ||
|---|---|---|
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