湯村温泉 (兵庫県)
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湯村温泉(ゆむらおんせん)は、兵庫県美方郡新温泉町大字湯(旧温泉町、旧国但馬国)にある温泉。
平安時代(848年)開湯という歴史ある山陰の山峡にある閑静な湯治湯。「湯けむりの郷」と称し、また1981年のNHKドラマ「夢千代日記」のロケ地としてその風情が全国に知られるようになり、以来「夢千代の里」とも称する。
※ 同名の温泉が山梨県甲府市にもある。また、島根県雲南市木次町には出雲湯村温泉という温泉がある。
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[編集] アクセス
- JR山陰本線浜坂駅から全但バスで25分(490円)。
- JR山陰本線八鹿駅から全但バスで75分
- 大阪(阪急梅田三番街)から高速バス「夢千代号」(全但バス)で3時間45分(4200円)。
- 神戸(阪急神戸線・神戸市営地下鉄西神線三宮・県庁前または、神鉄有馬線箕谷)から高速バス「夢千代号」(全但バス)で3時間25分(3700円)。
- 鳥取(JR山陰本線鳥取駅)から特急バス「因但ゆめぐりエクスプレス」(日本交通バス・全但バス)で1時間(1100円)。
- 湯村温泉ヘリポート かつて神戸ヘリポートからコミューター便が就航していたが現在は休止している。チャーター便の発着は可能。
[編集] 泉質
[編集] 温泉街
[編集] 概要
- 荒湯という高温の噴出泉が中心部にあり、春来川を中心に温泉街となっている。
- ホテル・旅館は24軒程度であるが、2軒が定員500名クラスの大型ホテルなので、大きな温泉街の部類に入る。
- 旧町名が温泉町、字名が「湯」であるほど温泉への依存度は強い。温泉病院という名称の病院もある。
- 荒湯はゆで卵や野菜などを茹でたりできる98度の熱泉で、周辺の側溝からは湯気が出ており、特に冬の夜は川からも湯気があがり温泉街に霧がかかったようになる。
[編集] 施設
- リフレッシュパークゆむら - 自然の中にあり、露天風呂では森林浴と温泉浴、日光浴を楽しむことができる。13種類の風呂、温水プールがある温泉リゾート施設。
- 湯村大根物語「ふれ愛の湯」 - 74人が同時に入れるとされる公衆足湯。
- 薬師湯 - 荒湯の近くにある日帰り温浴施設。
- ふれあい手形散歩道 - 春来川沿いの遊歩道の石垣に、来訪した吉永小百合をはじめとする芸能人や文化人の手形が残されている。
- 清正公園
- 正福寺
- 薬師堂 - 878年創建、現在の堂は江戸時代再建。温泉を発見した慈覚大師を奉る。
- 八幡神社
- 杜氏館 - 但馬杜氏の酒造りを紹介する資料館。
- 夢千代館 - 夢千代日記の物語と、昭和20~30年代の湯村温泉をジオラマなどで紹介する施設。
[編集] 歴史
[編集] イベント
- 湯村の火祭り - 町指定無形民俗文化財。江戸時代からの祭りで、毎年8月に春来川で開催
- 全日本かくれんぼ大会
- ライトアップ湯村
- 七福神湯めぐり
- 「湯めぐり札」を購入することで、指定の内湯や外湯に入ることができるというもの。七福神各々の像が湯ごとに用意されている。
- 対象の施設:毘沙門天「勝利の湯」 - 福禄寿「幸福の湯」(展望露天風呂「天神の湯」) - 弁財天「美人の湯」 - 大黒天「結びの湯」(庭園風大露天風呂「織姫」「彦星」) - 恵比寿天「金運の湯」( 森林露天風呂「伏龍の湯」) - 寿老人「長寿の湯」(「長寿大岩風呂」「展望桧風呂」) - 布袋尊者「和合の湯」 (露天風呂「やまの湯」「かわの湯」)