延広真治
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延広 真治(のぶひろ しんじ、1939年 - )は、近世文学研究家、落語研究家。現在、帝京大学教授、東京大学名誉教授。
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[編集] 経歴
徳島市に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。獨協大学講師、名古屋大学講師、東京大学助教授、教授を経て、帝京大学教授。落語史研究および近世から近代初期の戯作、芸能の研究で知られる。日本古典文学会賞(1975年)、サントリー学芸賞(1987年)を受賞。
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『落語はいかにして形成されたか』(平凡社, 1987年)
[編集] 編著
- 『江戸の文事』(ぺりかん社, 2000年)
- 『近松半二 江戸作者 浄瑠璃集』(『新日本古典文学大系 94』, 岩波書店, 1996年)
- 『落語の愉しみ』(岩波書店, 2003年)
- 『名人とは何か』(岩波書店, 2003年)
- 『落語の空間』(岩波書店, 2003年)
- 『落語・怪談咄集』(『新日本古典文学大系(明治編6)』, 岩波書店, 2006年)
カテゴリ: 日本の歴史学者 | 1939年生 | 人名関連のスタブ項目