川嶋あい
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川嶋あい(かわしまあい、本名:川島 愛、1986年(昭和61年)2月21日 - )は、シンガーソングライター。つばさレコーズ、ダブルウイング所属。
福岡県福岡市早良区出身。血液型A型。
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[編集] 略歴
- 2001年4月 - 上京し、堀越高等学校に入学。(その後諸事情により転校し、転校先の高校を卒業。本人によると、高校は皆勤賞(HEY!HEY!HEY!より))山下智久、上戸彩、酒井彩名、小池徹平等と同級生。
- 2005年3月30日 - 路上ライブ1000回を達成。このライブは、「阪神大震災写真展」と絡めて自身のゆかりの地渋谷駅ハチ公前で行い、当日は1000人以上の人出を記録した。その後も1回路上ライブを行っているが、これを最後に路上ライブは終了した。
- 2005年6月11日 - Zepp Tokyoで「12個の歌(メッセージ)」ファイナルライブを行う。
- 2006年1月15日 - 阪神・淡路大震災から11年を前に神戸市長田区にある大正筋商店街でライブを行った。また、ライブの前にあしなが育英会が運営する震災遺児支援施設「レインボーハウス」を訪問し、自らのCD50枚を遺児に贈った。
[編集] 人物
- 実父は出生前に行方不明、実母は3歳の時に亡くした。児童養護施設和白青松園で一時期生活した後、建設会社を経営していた川島家に養女として引き取られた。その後10歳で養父を、16歳で養母を亡くしている。めざましテレビ、24時間テレビ「愛は地球を救う」28、金スマで取り上げられた。尚、養母の命日である8月20日には毎年メモリアルコンサートを実施している。
- 彼女の歌声は、デビュー時期の近い元ちとせの「100年に一人の歌声」に対し、「天使の歌声」と称されているが、元祖天使の歌声と呼ばれた本田美奈子.が急逝した為か、最近この呼称は余り使われていない。また、「1/fの揺らぎ」と呼ばれる癒しの性質の声であるという。これはモーツァルトの曲や、美空ひばり、ジョン・レノンなどのボーカリスト、そよ風や小川のせせらぎも同様の性質を持つとされる。人により感じ方が大きく分かれるのも特徴である。
- ファンの年齢層が広く、10代以下から50代以上迄、女性ファンの比率が比較的高い。
- サインは芸能人としては珍しく、芸名ではなく必ず本名で書いている。
- 何故かFMラジオでは地元の福岡よりもFM徳島の無料ライブイベントに出演することが多い。
- 2006年、楽曲がプロ野球3投手のテーマ曲となる。ソフトバンク和田毅には「サウスポー(リアレンジバージョン)」、ロッテ小林雅英には「一秒の光」、オリックス大久保勝信には「見えない翼」がそれぞれ起用された。しかし、これに関しては野球ファンから批判がある(後述参照)。
- つばさ祭開催前の宣伝イベントで、スタッフが馬を一つのパフォーマンスの為に引き連れてきたが、地元の住民が驚き苦情が出た。警察が出動するなど話題になる。
- 1stミニアルバム『この場所から…』はオークションで最高78万円の価格をつけたらしい。2ndアルバム『サンキュー!』の宣伝文句にも使われているが、真偽は定かでは無い。
- 一般的に酒の肴と言われている食べ物が好き。おつまみだけを食べに居酒屋に行った事があるらしい。
[編集] 代表曲
[編集] 「天使たちのメロディー」
- 中学時代から暖めていたという楽曲。「絶望の中の希望」を歌い上げたバラード曲。1000回行われた路上ライブのほとんどでこの曲は歌われており、路上時代の川嶋あいを象徴する1曲であることは間違いない。現在は路上ライブの終了とともに、限られた場合にしか歌うことは無い。尚、関東地方ではトヨタ・クルーガーのCMソングとしても起用された。
[編集] 「12個の季節~4度目の春~」
- 「路上で最も人気が高い」とされた曲で、卒業ソングの定番としても定着した楽曲。多くのライブで弾き語りで披露されている。この曲は高校卒業を控えつつも、片思いの女の子に告白できずにいる男の子を視点に描かれている。元々は5thミニアルバム『明日を信じて…』に「twelve seasons~4度目の春~」として収録されていたが、自身の高校卒業にあわせ、若干の歌詞修正とともに2004年2月18日にシングルカットされた。オリコンチャート初登場10位にランクインし、インディーズ女性ソロアーティストとして当時の歴代最高位を記録。
- また映画『Deep Love』で歌詞を全般に変えたバージョンも流れている。このバージョンは未CD化。このシングルから、レーベル自主制作からソニーミュージックへと発売元が変更されているために、一部ではインディーズ扱いとしない店も出てきている(オリコン集計上は現在もインディーズ扱い)。
[編集] 「絶望と希望」
- I WiSHを解散し、路上ライブ1000回を達成した後、6thマキシシングルとして発表された楽曲。I WiSHの「ai」とこれまでの「川嶋あい」が融合したような楽曲に仕上がっていると言う。ゲーム(シャイニング・フォース ネオ)の主題歌としてのタイアップが付き、オリコンチャート初登場9位にランクイン。これはソニンのインディーズ2作目のシングル「ジグソーパズル」(HARMONYPROMOTION)と並び、インディーズ女性ソロアーティストとしては現時点では最高位である(ソロ以外ではSHAKA LABBITSやEGO-WRAPPIN'の方が上位を記録している)。
[編集] 「…ありがとう...」
- 今は亡き養母へ捧げた歌。「ありがとう」の言葉を伝えたいという思いと、これから歌手として強く生きていくという決意が込められている。もともとはシングル天使たちのメロディーに収録されていた楽曲。
[編集] 「旅立ちの日に…」
- I WiSHとして発表し、90万枚を売り上げた「明日への扉」の原曲。「明日への扉」が恋愛をテーマにした曲であるのに対しこの曲は卒業がテーマ。合唱曲として有名な旅立ちの日にとは別の楽曲である。「天使たちのメロディー」を歌わなくなってからは同曲が代表曲扱いされることも増えている。
- 元々は1stミニアルバム『この場所から…』に収録されていたが、「明日への扉」との著作権の関係で同盤は1500枚で廃盤(と言うよりは当時1500枚しか作っておらず、売れなかった。もともとI WiSHのデビュー時には全てのソロアルバムが廃盤状態であった)。人気楽曲の原曲であることや、CD自体の希少さから人気が高い。1stミニアルバムは2ndフルアルバム『サンキュー!』の初回特典として見事復活を果たし、廃盤になったオリジナルバージョンが奇跡的によみがえったという珍しい例でもある。
- 経緯は定かでは無いが、2006年初頭に権利関係の調整が完了し、8thマキシシングル『Dear/旅立ちの日に・・・』として2006年2月1日に発売。オリコンチャートでは初登場で最高位タイの9位を記録。
[編集] ディスコグラフィー
[編集] シングル
- 『天使たちのメロディー/旅立ちの朝』(2003年8月21日)
- 『12個の季節~4度目の春~』(2004年2月18日)
- 『525ページ~プロローグから~』(2004年5月26日・先行盤)
- 『マーメイド』(2004年8月4日・初回盤「天使たちのメロディー」PV収録DVD同梱)
- 『「さよなら」「ありがとう」~たった一つの場所~』(2004年11月17日)
- 『絶望と希望』(2005年4月6日)
- 『「・・・ありがとう...」』(2005年8月24日)
- 『Dear/旅立ちの日に・・・』(2006年2月1日・初回盤PV収録DVD同梱)
- 『見えない翼』(2006年4月19日・初回盤“川嶋あい feat.CHiYO「絶望と希望」”特典CD付)
- 『大切な約束/もう一つの約束』(2006年10月11日・初回盤PV収録のDVD同梱)
[編集] ミニアルバム
- 『この場所から・・・』(1500枚限定販売/廃盤後にセカンドフルアルバムの初回特典として付属)
- 『はばたける日まで・・・』(2002年10月18日/公式サイトのみ購入可)
- 『歩み続けるために・・・』(2002年12月26日/公式サイトのみ購入可)
- 『雪に咲く花のように・・・』(2003年3月14日/公式サイトのみ購入可)
- 『明日を信じて・・・』(2003年5月23日)
- 『歌い続けるから・・・』(2003年8月2日/公式サイトでのみ購入可)
[編集] フルアルバム
[編集] 路上集(ミニアルバムベスト)
[編集] その他のCD
- 『十六恋ごころ/あなたに片想い』(廃盤・「川島あい」名義。CDとカセットテープがある。)
- 『路上の歌』(ファンクラブの入会特典として入手可能。)
- 『1000日記念CD』(路上ライブ1000日を記念しHP上で販売された限定CD。1000日目のライブ音源を収録。)
- 『1000回記念ゴールドディスク』(路上ライブ1000回を記念しHP上で販売された限定CD。ミニアルバムから4曲と「天使たちのメロディー」の1000回目ライブ音源を収録。)
- 『eighteen's days』(ネッツ石川・あいチャレンジキャンペーンで、新車購入特典として配布される。メッセージと表題曲を収録。)
- 『ネッツ石川オリジナルミニアルバム』(ネッツ石川・あいチャレンジキャンペーンⅡで配布。CM曲を4曲収録し、「drive!」が初音源化される。)
[編集] 音楽配信限定曲
[編集] その他の音源化楽曲
- 「天使たちのメロディー(2003.7.23 ニッポン放送青田屋ライブ1号Ver.)」(『青田屋2号』に収録。2003年11月19日発売)
- 「12個の季節~Deep Love ver.~」(映画『Deep Love アユの物語』主題歌)
- 「きみのこえ」(映画『雲のむこう、約束の場所』主題歌、同映画サントラ盤に収録。歌唱のみの担当。サントラ盤2005年2月3日発売)
- 「未来の地図」(同じ事務所のMiとのコラボレート。4月19日発売のMiのシングル『Give Me Up』初回限定盤収録。)
- 「路上の歌」(ファンクラブ入会特典CDに収録されている「旅立ちの朝」の別詞バージョン。)
[編集] 未音源化楽曲
- 「餃子の歌」(高校時代の学園祭に出店した餃子店の宣伝用に作成。ライブで稀に歌われる幻の曲。)
- 「真夜中の手紙」(オールナイトニッポンRの企画で作られた楽曲。1コーラスのみ披露されている。)
- 「一秒の光」(プロ野球・ロッテ小林雅英テーマ曲)
- 「サウスポー(リアレンジバージョン)」(プロ野球・ソフトバンク和田毅テーマ曲)
- 「cheer」(フジテレビ系列・めざましどようび「めざうたコンペ」応援ソング コンペ優勝楽曲とともにCD化予定)
[編集] DVD
- 1st DVD『道の途中で・・・。』(2004年12月1日発売)
- 2nd DVD『1000回ライブ達成記念~1136日の記録~』(2005年6月8日発売)
- 3rd DVD『PV Cllection+α』(2005年12月21日発売)
- 参加作品『つばさ祭'06~春の陣~』(4月23日に行われた「つばさ祭」のライブ映像。川嶋あい、Mi、CHiYO、as、僕道1号などが参加。2006年6月21日発売)
- 参加作品『つばさ祭'06~秘密の陣~』(7月26日に行われたシークレットライブの映像。川嶋あい、Mi、CHiYO、asが参加。4組によるコラボ楽曲「Never ending,Never alone」の特典CD付。2006年11月29日発売予定)
[編集] 映画
[編集] 書籍
- 『16歳の白い地図』(学研) ISBN 4-05-402205-7 ※文庫版としてゴマブックスより再発売・復刊にあたり現在の心境を収録
- 『路上の天使 -川嶋あい物語-』(著者:大内理加、講談社) ISBN 4-06-341390-X
- 『蒼い旅の続き』(幻冬舎) ISBN 4-344-00669-0
- 『大切な約束-How tears fall-』(著者:Hikari、スターツ出版) ISBN 4-88-381033-X
- 『最後の言葉』(ゴマブックス) ISBN 4-7771-0209-2 ※文庫版としてゴマブックスより現在の心境を知ることができるあとがきが足されて再発売
- 『涙100万粒のキズナ』(大内理加 著「最後の言葉―川嶋あい物語―」及び川嶋あいインタビューを収録した短編集。講談社) ISBN 4-06-341471-X
[編集] 関連作品
[編集] ラジオ番組
- 川嶋あい On The Street(2006.10現在…IBC岩手放送、山形放送、北陸放送、北日本放送、福井放送、山梨放送、静岡放送、東海ラジオ、岐阜放送、山陽放送、山陰放送、高知放送、中国放送、山口放送、九州朝日放送、NBCラジオ佐賀 以上各局で放送中)
- 川嶋あいのオールナイトニッポンR(ニッポン放送)(不定期)
- 川嶋あい 勇気の唄(ニッポン放送 2005年10月より)
- 「勇気のことば」(詩の朗読)はニッポン放送 ポッドキャスティングステーションで再配信されている。
- 土曜の夜はケータイ短歌(NHKラジオ第一)→レギュラー終了
- ラフ&ラブ ロードマップ(JFN)→レギュラー終了
- GROOVE FROM K-WEST(bayfm)→レギュラー終了
- ゴチャ2木曜日(MBSラジオ2006年4月13日~2006年9月28日)
[編集] 売名行為?
- 川嶋あいは売名行為が噂されることがある。
ブルキナファソやエチオピアに学校を建てた件や、養護施設への寄付が公表されているが、川嶋本人は著書の中で、「自分のやっていることが売名行為といわれても構わない。 売名行為といわれることを怖れて何もしないよりは少しでも世界の人々の役に立ちたい。」と言った内容の事を述べている。しかし、「私人としての立場での行為であるならば、なぜ公表する必要があるのか。」との否定的な見方もある 。また、CD発売日の近くになって自らの決して幸せとはいえない生い立ちを公表した件に関しても賛否が別れた。また、福岡ソフトバンクホークス、千葉ロッテマリーンズ、オリックス・バファローズという同一リーグの 投手がほぼ同時期に応援歌として採用したため、それだけ人気がある歌手であるという見方の一方で、野球ファンからの批判も否めない。特に千葉ではライブでMCがそのことに触れたため、公式BBSが一時期麻痺するほどのすさまじい 批判が飛び交った。このような事柄に対し、「素直に曲を楽しむことができない」との意見もある。
[編集] 外部リンク
- 川嶋あい My Room
- 川嶋あいオリコン公式ブログ
- 最後の言葉 dear beloved
- i-revo(Wingを販売)
- ネッツ石川 川嶋あい タイアップの軌跡
- 川嶋あい 12個の歌ブログ
- 川嶋あい YAHOOインタビュー『18才』
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