山中渓駅
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山中渓駅(やまなかだにえき)は、大阪府阪南市山中渓134番地にある西日本旅客鉄道(JR西日本)阪和線の駅。和歌山県との境が近い。隣の紀伊駅との距離は8.1kmで、阪和線エリアで最も距離が長い。
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[編集] 駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。木造の小さな駅舎を持つ簡易委託駅である。簡易型自動改札機設置。ICOCA利用可。のりばには駅舎側が2番線■(和歌山方面行き)、跨線橋を渡った駅舎と反対側が1番線■(天王寺方面行き)と、通常と逆の順番が付いている。
[編集] 駅周辺
当駅は関西地区における鉄道写真の撮影地としても知られており、桜が満開になる季節にはにぎわう。
- 山中渓温泉
- 中山王子跡
- 雄ノ山峠
- わんぱく王国(下車徒歩3分)
- 山中渓の約1000本の桜(下車徒歩1分)
[編集] 歴史
- 1930年(昭和5年)6月16日 - 阪和電気鉄道の駅として開業。
- 1940年(昭和15年)12月1日 - 南海鉄道に吸収合併され、南海山手線の駅となる。
- 1944年(昭和19年)5月1日 - 国有化され、国鉄阪和線の駅となる。
- 1961年(昭和36年)10月1日 - 貨物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。