富士急平和観光
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富士急平和観光(ふじきゅうへいわかんこう)は山梨県の甲府市を拠点として、主に貸切バス事業を運営する富士急行の子会社である。また、中央高速バス甲府線と、芦川村村営バス受託運行も行なっている。営業所記号は「K」を用いるが、これは富士急行甲府営業所を引き継いだためである。
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[編集] 沿革
- 1985年 - 貸切バス専業の「平和観光」として設立。
- 199x年 - 「富士急平和観光」に社名変更。同時に現在地に移転(富士急行甲府営業所に併設)。富士急行の路線バスの受託運行を開始。
- 2002年 - 富士急行甲府営業所の路線バス・中央高速バス甲府線の運行を移行。なお、それまで甲府営業所が運行を担当していた諏訪岡谷線・伊那線については、フジエクスプレスへ移管された。
- 2005年 - 甲府駅~富士吉田駅・甲府駅~玉諸小学校線の運行を富士急山梨バスに一本化。路線バスは芦川村村営バスの受託路線のみとなる。
[編集] 本社および営業所
- 本社営業所
- 甲府市上阿原町736-1
[編集] 路線
営業所は甲府市内であるが、甲府市内に乗り入れる一般路線バスは富士急山梨バスの運行となっている。
[編集] 車両
富士急行全体としては日野車が中心であり、ここもその例に漏れず、日野車で統一されていた。また、富士急行グループではあるものの、オリジナルカラーの車両も存在した。路線バスも日野車で統一されていたが、1987年にいすゞキュービックが導入され、さらに1997年にはCNGバスが導入された他、貸切車として日産ディーゼル車の導入もあった。
その後グループ内での路線移管と同時に車両も転籍があったため、日野車で統一された状態に戻っていたが、2002年以降は日産ディーゼル車が主力となりつつある。
[編集] 関連項目
大手私鉄 | 東京急行電鉄・小田急電鉄・京王電鉄・京成電鉄・京浜急行電鉄・相模鉄道・西武鉄道・東武鉄道・東京地下鉄 |
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中小私鉄・第三セクター等 | 新京成電鉄・北総鉄道・箱根登山鉄道・埼玉高速鉄道・東葉高速鉄道・横浜高速鉄道・首都圏新都市鉄道・伊豆箱根鉄道・関東鉄道・江ノ島電鉄 |
公営事業者 | 東京都交通局・川崎市交通局・横浜市交通局 |
モノレール・新交通システム | 多摩都市モノレール・ゆりかもめ・千葉都市モノレール・横浜新都市交通・舞浜リゾートライン |
バス(発行事業者のみ) | 伊豆箱根バス・神奈川中央交通・関東バス・京浜急行バス・西武バス・東急バス・西東京バス・富士急行・山梨交通・江ノ島電鉄・京王電鉄バス・国際興業・箱根登山バス・船橋新京成バス・小田急バス・立川バス・川崎鶴見臨港バス・京成バス・相模鉄道・千葉交通・東武バスセントラル・日立自動車交通・平和交通 |
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