創通エージェンシー
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | |
本社所在地 | 東京都中央区銀座5丁目12-5 |
設立 | 1965年10月1日 |
業種 | 情報・通信 |
代表者 | 代表取締役会長:那須雄治 代表取締役社長:湯浅昭博 |
資本金 | 4億1,475万円 |
従業員数 | 26名(2005年8月現在) |
決算期 | 8月 |
外部リンク | http://www.sotsu-ag.co.jp/ |
創通エージェンシー(そうつう-)は日本の広告代理店である。バンダイナムコホールディングスの持分法適用会社にあたる。
目次 |
[編集] 概要
1965年に「東洋エージェンシー」として、読売巨人軍の指定広告代理店であった「巨報堂」出身の那須雄治が創業。1977年商号を創通エージェンシーに変更、2002年にJASDAQ上場。後楽園球場時代からある得点板両脇の「パイオニア」の広告は同社の扱いで、現在の東京ドーム大型看板の扱いに続く。
東洋エージェンシー時代当時から巨人軍のマスコットキャラクターの商標権を所持するに至り、版権ビジネスに乗り出す。特撮界では幻の作品とされる『サンダーマスク』をプロデュースし、テレビ番組にも事業範囲を広める。『無敵超人ザンボット3』から名古屋テレビ、サンライズ(当時は日本サンライズ)、創通エージェンシーの座組みによるアニメプロデュースが始まり、1979年の『機動戦士ガンダム』に至る。
『機動戦士ガンダム』の著作権はバンダイナムコグループにあると思われがちだが、100%子会社であるサンライズ自体を除いてバンダイナムコグループは一切の権利を所持していない。また、「ガンダム」や「ガンプラ」の商標権も創通エージェンシーが所有する。日経BP社刊『大人のガンダム』に1000億円市場とあるように、同作品は巨大な知的財産であり、一方で同社の立ち居地である「プロデュース」が著作権を寡占できるほどの製作貢献だったのかどうかなどを争点に、著作権の帰属を巡ってサンライズ、名古屋テレビなど各社との確執がエスカレートしつつあるらしい。
なお、現在映像企画制作事業は子会社の創通映像が担っており、主にテレビ東京系列番組では1995年を境に創通映像の名義で制作クレジットがされている。但し、2006年4月開始の『スクールランブル2学期』『シムーン』は「創通エージェンシー」と表記されている。
[編集] 主なスタッフ
[編集] プロデューサー
- 青木建彦
- 秋野芳彦
- 板橋秀徳
- 出原隆史
- 岸田正行
- 田巻達也
- 鶴岡弘康
- 日向泰隆
- 堀菜緒
- 武藤誉
[編集] 過去の所属者
- 横山真二郎(現電通)
[編集] 主な制作作品
[編集] サンライズ作品
- ガンダムシリーズ(主にTVシリーズと劇場用映画の製作出資が中心)
- 無敵超人ザンボット3
- 無敵鋼人ダイターン3
- 無敵ロボトライダーG7
- 最強ロボダイオージャ
- 戦闘メカザブングル
- 聖戦士ダンバイン
- 重戦機エルガイム
- 機甲戦記ドラグナー
- 疾風!アイアンリーガー
- 覇王大系リューナイト
- 獣戦士ガルキーバ
[編集] 日本テレビ系
[編集] テレビ朝日・ABC系
※以下はアサツー ディ・ケイと共同枠買付け
[編集] テレビ東京系
- バトルホーク
- 天空戦記シュラト
- キャッ党忍伝てやんでえ
- 緊急発進セイバーキッズ
- 宇宙の騎士テッカマンブレード
- 爆れつハンター
- セイバーマリオネットJ
- エルフを狩るモノたち
- EAT-MAN
- 新・天地無用!
- はいぱーぽりす
- SHADOW SKILL-影技-
- VIRUS
- マスターモスキートン'99
- サイレントメビウス
- グランダー武蔵RV
- エデンズボゥイ
- 地球防衛企業ダイ・ガード
- ドキドキ♡伝説魔法陣グルグル
- 地球少女アルジュナ
- ジャングルはいつもハレのちグゥ
- しあわせソウのオコジョさん
- スパイラル~推理の絆~
- E'S OTHERWISE
- PAPUWA
- 修羅の刻
- スクールランブル
- エレメンタル ジェレイド
- ガラスの仮面
- capeta
- シムーン
[編集] 独立UHF局
[編集] 外部リンク
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