ライアン・ギグス
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ライアン・ジョゼフ・ギグス(Ryan Joseph Giggs、1973年11月29日)はUK / ウェールズ・カーディフ出身のサッカー選手。マンチェスター・ユナイテッド所属。ポジションはMFで左右のウイング としてプレーしている。元ポルトガル代表のルイス・フィーゴ と共に90年代最高のサイドプレイヤーと評される。
足首を巧みに使う鋭いドリブルと独特のステップワークで左サイドを切り崩すプレーぶりは「最後のウィングプレイヤー」や「ジャックナイフ」と評される。左利きだが右足でのゴールも多い。
母親がウェールズ、父親がイングランドの出身で、イングランド代表選手になる資格を持っていたが、幼い頃に母親に暴力を振るい離婚した父親を嫌ってウェールズ代表を選んだ。ちなみに父はラグビー・イングランド代表の名ウインガー。
彼の才能に敬意を表し、もしイングランド代表を選んでいたら…と考えるイングランド人も多い。
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[編集] 経歴
1991年のドイツ戦でウェールズ代表最年少記録となる17歳と321日でデビューを果たす。1991年のエバートン戦でプロデビューした。イングランド・プロサッカー選手協会の年間最優秀若手選手賞を2回(1992年、1993年)獲得している。マンチェスター・ユナイテッドでは数々の伝説のプレーを残しているが、トレブル(三冠)を達成した1998年FAカップ準決勝・再試合のアーセナル戦で決めた60mドリブルシュートは、今でもファンの間で語り草になっている。2005-2006シーズンはロイ・キーンが突然退団したため、セントラル・ミッドフィールダーとしてプレーする機会も多かった。
[編集] エピソード
- ベッカムはギグスがイングランド北西部・ワースリーに住んでいた頃からの付き合いがある親友。
- 実は飛行機恐怖症でアウェーゲームで活躍できないのはそれが一因とまで噂される。
- 趣味はビリヤードでかなりの腕らしい。
[編集] クラブ歴
- マンチェスター・ユナイテッド 1990-
[編集] 代表歴
通算56試合出場11得点。 彼の本職は左サイドだが、代表には近年FWとして招集されている。
マンチェスター・ユナイテッド - 2006-2007 |
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