ヤヴィンの戦い
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ヤヴィンの戦い | |
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戦争: 銀河内乱 | |
年月日: 0BBY | |
場所: ヤヴィン | |
結果: 反乱同盟軍の勝利 | |
交戦勢力 | |
反乱同盟軍 | 銀河帝国 |
指揮官 | |
ジャン・ドドンナ将軍 | グランド・モフ・ウィルハフ・ターキン |
戦力 | |
戦闘機31機 | デス・スター1、他TIEファイターなど多数 |
損害 | |
死者27人、戦闘機27機 | デス・スターとその乗組員約90万人以上、TIEファイター7000機、戦闘車両、軍事輸送艇多数 |
ヤヴィンの戦い(Battle of Yavin)とは、『スター・ウォーズ』シリーズの映画第1作『新たなる希望』のなかで起きた、反乱同盟軍と帝国軍の戦いである。(架空上の戦い。)画像
[編集] 概要
反乱同盟軍はトプラワの戦いにより、帝国軍よりデス・スターの設計図を盗み出すことに成功した。タンティヴィIVに乗船していたレイア・オーガナはこの設計図を受信し、反乱同盟軍の指導者であるベイル・オーガナへ届けようとした。しかし、途中で帝国軍のインペリアル級スター・デストロイヤーデヴァステーターの攻撃を受け、レイアは捕らえられる。オビ=ワン・ケノービ、ルーク・スカイウォーカー、ハン・ソロらによってレイアは救助され、設計図は反乱軍の秘密基地のあるヤヴィン第4衛星へ届けられた。そこで設計図は分析され、「弱点が無い」と言われてきたデス・スターの弱点を突き止めることとなった。デス・スターの弱点は、反応炉の直径2メートルの排熱孔だったのである。反乱同盟軍はこれをもとに、戦闘機によって排熱孔へプロトン魚雷を撃ちこむという作戦を立てた。ルーク・スカイウォーカー、ビッグス・ダークライター、ウェッジ・アンティリーズ(アンティルス)などの所属するXウイング戦闘機を使用するレッド中隊と、Yウィング戦闘機からなるゴールド中隊、合わせて30機の戦闘機部隊が出撃し、迫り来るデス・スターに攻撃を仕掛けた。ルーク・スカイウォーカーがプロトン魚雷を排熱孔に撃ちこむことに成功し、デス・スターに大爆発を起こさせることに成功し、反乱同盟軍は圧倒的な勝利を収めた。この戦いにより反乱同盟軍側はビッグス・ダークライターを含め多くの戦死者を出し、出撃した30機のうち、生還できたのはルーク・スカイウォーカー、ウェッジ・アンティリーズ、キーヤン・ファーランダーの搭乗する3機のみであった。
なお、スター・ウォーズの歴史軸はこのヤヴィンの戦いを原点に、以前の出来事をBBY(Before Battle of Yavin)、以後の出来事をABY(After Battle of Yavin)と呼ぶ。