バイオハザード4
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バイオハザード4(biohazard 4)は2005年にカプコンよりニンテンドーゲームキューブ用として発売されたホラーアクションアドベンチャーゲーム。『バイオハザードシリーズ』の一作である。
過去のシリーズで一貫して敵役だったアンブレラ社が既に崩壊していたり、システムに大胆に手を加えたりと、新世代のバイオハザードを目指した「フルモデルチェンジ」を行った。発売前は「こんなものはバイオハザードじゃない」とファンの怒りを買っていたが、発売後は「フルモデルチェンジは正解」「新鮮でおもしろい」と言う意見が大半を占めるようになった。
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[編集] 移植版
- 『バイオハザード4』(ニンテンドーゲームキューブ)2005年1月27日発売
- 『バイオハザード4』(プレイステーション2)2005年12月1日発売
- Resident Evil 4 (PC) UBISoftから2006年9月30日発売(PC版の日本での発売予定はなし)
- 当初はゲームキューブ独占発売と言う告知がされていたのだが、ゲームキューブ版発売の前にプレイステーション2版の発売が告知され、多くのユーザーの間で賛否両論となった。また、PS2に移植する上で、使用できるポリゴン数の制限が減るため、木の数や同時に出現する敵の数がGC版より抑えられている(移植の問題に関してはバイオハザードシリーズを参照)。
[編集] 概説
ラクーンシティの事件から6年。アンブレラは国より業務停止命令を出されて崩壊し、バイオハザード2の時には新米警官だったレオンも今は合衆国のエージェントとなっていた。今回レオンに与えられた任務は、誘拐された合衆国大統領の娘アシュリー・グラハムの保護・救出。彼女がなぜ誘拐されたのか、誰が犯人なのかは不明だが彼女の目撃情報を頼りにヨーロッパのとある辺境の村を訪れるところから始まる。
北米版では、ゲームオーバー時の死亡シーン等でグロテスクな描写があったが、日本版では表現が抑え目となっている。 (データ上は日本版ディスクにも存在してるためPARなどの改造コードで無理やりアンロックする事も可能)
[編集] システムの概要・特徴など
- フルモデルチェンジ
- 「フルモデルチェンジ」と銘打ち、武器商人の登場及び「お金」の概念、無制限コンティニューや武器強化、ビハインドカメラ、イベント中のアクションボタン、一部鍵のかかったドアを蹴破れるなど意欲的なシステム変更がなされている。とりわけビハインドカメラと、レーザーポインターによる銃のマニュアル照準が大きな変更と言えるだろう。FPSに近い、TPS(サードパーソン・シューティングゲーム)による狙い撃つことへのゲーム性の転換が図られている。ただし、狙う部位によってダメージが大きく変わる為か、その分アサルトライフルなど強力な武器の種類が減り、「手振れ」の概念やそれを抑えるオプションアイテムが新たに加わっている。
- アシュリーとの協力プレイ
- アシュリー救出後はアシュリーと協力プレイすることになる。アシュリーに指示を出したり守ったり、時にはアシュリーを操作して事態を解決する。
- ゲームオーバーになる確率が上がった。
- 「弾薬節約」という概念から、逃げる事も重要だったそれまでの作品とは異なり、次のフロアに進む為に敵殲滅が多く求められる本作では、イージーであっても初心者にはゲームオーバー・リプレイ前提の難易度となっている。その内容は『知能を持ち、すばやく動き、集団(GC版は最大11体、PS2版は最大9体)で襲い掛かる村人(ガナード)』や、巨大な敵の登場による即死攻撃(以前までの作品と比べると、かなり多くの敵が何らかの即死攻撃を持っている。ザコ敵でさえ、即死攻撃もある)。さらに、アシュリーの死亡や連れ去られたりしてもゲームオーバーになる(レオンの攻撃が彼女にあたった場合、残り体力に関わらず死亡するが、PS2版のスペシャルコスチューム2の西洋甲冑を装着している場合は無敵。そのほかにも即死イベントがあり、短い制限時間内に指定されたボタンを押さないと即ゲームオーバーとなってしまう。
- ザ・マーセナリーズ(the mercenaries)
- 本編クリア後、レオンやエイダなどから一人を選び、制限時間内に敵を倒して得点を競うマーセナリーズというモードで遊ぶことができる。バイオハザード3のエクストラゲーム「ザ・マーシナリーズ」を、バージョンアップさせたゲーム。 キャラクターとステージが増えてゲームの目的が、「制限時間内に脱出」から「制限時間までに多くの敵を殲滅する」に変わっている。条件をクリアすると新しいプレイヤーが出現し、最大5人のキャラクターを選ぶことができる。ザコ敵をダウンさせたときに発動する特殊攻撃はキャラによって異なり、ジャック・クラウザーやハンク、アルバート・ウェスカーは即死攻撃を発動できる。
- the another order
- プレイステーション2版ではエイダの活躍を描いたシナリオ「the another order」が追加された。
- ADA THE SPY
- ストーリー性はあまりなく、本編との繋がりもないおまけ的なシナリオ。エイダを操作し、奇生体のサンプルを5つ回収して脱出するのが目的。
ちなみに本作は完成、発売されるまでに三種類ものボツバージョンを生み出した(その内一つが、マイナーチェンジとして『デビルメイクライ』となり発売された)。
[編集] 登場人物
- レオン・S・ケネディ(Leon Scott Kennedy)
- 6年前にラクーン・シティの事件(ラクーンシティー警察署配属当日)に巻き込まれた元警官。27歳。今作では合衆国のエージェントとして、アシュリーの捜索、救出の任を受けている。アシュリーが居るとの情報を元に訪れた寒村で、今回の事件に巻き込まれる。これまで過酷な訓練や実践を受けてきたせいか、バイオハザード2の時よりも身体能力は大きく向上しており、アクロバティックな動きを交えた接近戦も難なくこなす。また、追い詰められた状況でも常に軽口が叩けるほど精神的にも成長している。煙草は吸わない。 口癖は「なけるぜ」。
- アシュリー・グラハム(Ashley Graham)
- アメリカ合衆国大統領の娘。20歳。マサチューセッツ州の大学から帰宅途中、ジャック・クラウザーを中心とする者たちに連れ去りヨーロッパのとある村に監禁される。明るい性格で戦闘能力は全く無いが、観察力は鋭く、レオンの探索を手助けする。大統領の娘なためか少々ワガママが目に付くが、危機に直面しても突破口を開こうとする健気な少女。下心に負けてスカートを覗こうとするともちろん怒りながら隠す。
- ルイス・セラ(Luis Sera)
- 村の小屋に監禁させられていた男。自称「ハンサムなプー」。28歳。マドリッドで警官を務めいていたという事以外は何一つ語ろうとしない。かつて、彼の祖父が村に住んでいたことは確か。人間として唯一サドラーに信頼されていたようで、それだけに彼の裏切りは許されなかったのか、最期はサドラー本人の触手によって胸を貫かれ死んでしまう。容姿のモデルはジョニー・デップ。
- エイダ・ウォン(Ada Wong)
- 東洋系超美女。真紅のフォーマルドレスを着ている。年齢・目的・素性など全てが不明。名前の「エイダ・ウォン」も、6年前レオンに名乗った仮の名で、本名は不明。寄生体のサンプルを狙っている。前回見られた『情に流される弱さ』はほとんど克服したようだが、それでもゲーム中度々レオンの危機に駆けつけ、援護射撃をすることから未だレオンに(多少なり)愛情を抱いていると思われる。PS2版のシナリオ「the another order」の主人公。
- ジャック・クラウザー(Jack Krauser)
- 本編の2年前に死んだとされる軍人。ナイフ戦術の達人。赤いベレー帽を被った口元に古傷がある筋肉質の男。レオンと面識があり、元々同じ組織に属していたという。信用を勝ち取るため、サドラーの命によりアシュリーの拉致を行った。軍人としても、傭兵としても優秀である。ウェスカーが立ち上げた組織に加入し、教団にサンプル奪取の命を受けて潜入しており、そこでプラーガを寄生させる。左腕を大型の刃物のように出来る。 「マーセナリーズ」で使用可能なキャラクターで、アーチェリーと閃光手榴弾が武器。左腕を刃物にして、どんな敵でも一撃で粉砕する特殊な攻撃を行うこともできる。昔は、良い奴だったらしい。
- オズムンド・サドラー(Osmund Saddler)
- 今回の事件の舞台となる地方に古くからある宗教団体、ロス・イルミナドスの教祖。村長メンデス、領主サラザールでさえもサドラーの前では絶対服従。サラザールの協力により、古の力を体得し、その力によりアメリカ合衆国を始め、全世界を支配しようと目論む。
- 村長ビトレス・メンデス(Villige Chief)
- 今回の事件の舞台である村の村長。村人たちにロス・イルミナドス教の教えを説いた張本人。サドラーのためには命も惜しまず、忠実に従う。人間の頸椎をいとも簡単に捻り潰すほどの怪力の持ち主。教団の神父であり、また隠れた顔として大変な勉強家という顔を持ち、自宅には海外の蔵書が何冊もある。村人がスペイン語しか話さない中で英語をしゃべり、レオンと会話できたのはそういう背景があるからだという。ちなみに左目は義眼である。
- ラモン・サラザール(Ramon Salazar)
- この地方を代々統治してきたサラザール家の8代目当主。20歳。これまでのサラザール家はロス・イルミナドス教団を弾圧してきたが、その歴史に相反するように教団に入り、熱心な信者となった。性格はサディスティックで傲慢、かつ幼稚。常に異形の側近を従え、残酷な命令をいとも簡単に、それも喜々として下す。実年齢は20歳だが、10歳の子供と変らないほどの身長、老人を思わせるような顔付きや声が特徴的である。教祖サドラーのために超人的能力を惜しみなく使う。
- アルバート・ウェスカー(Albert Wesker)
- 元アンブレラの工作員。第一作でクリス達S.T.A.R.S.のメンバーに野望を阻止され死亡したかと思われたが、CODE:Veronica完全版で生存が確認。アンブレラと敵対する製薬会社の私兵部隊「H.C.F」に参入。その際超人的な力を得る事が分かったと共に、クリスとの戦いによって顔面に火傷を負ったはずだが既に治療しているのか、傷跡はない。アンブレラが滅んだ今作では、自らアンブレラを復活させようと画策し、エイダやクラウザーを村に送り込み、プラーガの寄生体サンプルを得るよう仕向け、レオンの存在を知るとレオンを殺害するようにエイダに命令する。「マーセナリーズ」にも登場しており装備は消音筒付きカスタムハンドガンとマグナム(キラー7)にセミオートのスナイパーライフル。手榴弾、閃光手榴弾、焼夷手榴弾と種類が豊富。何故か蹴り技がネリチャギとテコンドーの技となっている。そして前作で手に入れたその圧倒的パワーを使った「掌打」は敵に非常に大きなダメージを与える必殺技。
- イングリッド・ハニガン(Ingrid Hannigan)
- レオンを無線通信でサポートする、眼鏡を掛けたアメリカ政府の女性。途中からサラザールやサドラーに無線傍受されてしまい、彼らを倒すまで登場しなくなるが、最後になぜかメガネを外した状態で登場する。
- ハンク(Hunk)
- 元アンブレラ特殊部隊員、今回は「マーセナリーズ」のみ登場し、装備はマシンピストル(ストック付)と手榴弾3個である。またハンクはガナードを一撃で葬れる技「処刑」を発動する事ができる。この技はチェーンソー姉妹をも一撃で倒せる。ちなみにアンブレラ社崩壊後のハンクのあしどりは今作品では明かされていない。ちなみに、バイオハザード4のボツストーリーとして、ハンクが準主役になる設定だった。
- マイク(Mike)
- レオン・S・ケネディとアシュリー・グラハムの救出に向かっていたヘリのパイロット。ストーリー後半に出演する。姿は登場しないがコクピット内と手だけは写される。マイクはレオンを軍用ヘリに搭載されているバルカン砲やミサイルなどの強力な火器で援護してくれる。しかしレオンを囲んだ大勢のガナードを一掃した直後に(少しばかりレオンと会話をしたが)ガナードのロケットランチャーによって撃墜され、ヘリは大破した。
[編集] 登場クリーチャー
今作では、シリーズでお馴染みのゾンビなどは全く登場しない。 寄生体「プラーガ」により、凶暴になった生物達と戦うことになる。
[編集] ガナード(GANADO)
寄生体「プラーガ」に行動を支配された人間。寄生体によって理性を奪われている。だが、この状態でも人間の知能は保ち、人間のような生活を送れたり、互いに言葉を交わすことも可能(ゲーム中ではスペイン語を使用している)。 寄生された人間の中には凄まじい新陳代謝機能に耐え切れずに顔がただれた者もいる。 戦闘となると様々な武器を手にして集団で襲い掛かってくる。罠を仕掛けたり、組織的に行動して敵を追い詰めていく。
また使用する武器はガナードの種類によって様々だがダイナマイトだけは全種類のガナードが使ってくる。 ちなみに、ダイナマイトを持った敵は、ダイナマイトを狙って撃つと一撃で倒せる。 時々、体力が尽きると頭部が破壊されそこから寄生していた寄生虫本体が出てくることがある。寄生虫の種類は全三種類。
- 村人
レオン達が一番最初に出くわすガナード達。外見どおり元は村人。そのためか能力は低め。 主に包丁やスキなど身近にあるものを武器として使用する。
- 邪教徒
サドラーに忠誠を誓った教徒達。黒、紫、赤の三種類のローブを着ている。村人よりも武器装備が充実しているうえに戦闘能力も高め。盾を装備した邪教徒は攻撃を防ぎつつ接近してくる。武器は主に大カマやフレイルにボウガン等を使用する。
- 戦闘員
孤島で待機している戦闘員。訓練されている為か最も能力が高い。さらに防弾仕様の防具を装備している戦闘員もいる。 武器は邪教徒が使用していた一部の武器に加え、スタンドロッドにハンマー、設置されているガトリング砲やロケットランチャーも使用する。
- プラーガ
宿主を失った寄生虫。単独で行動しているが故に生存可能時間が短い。新しい宿り主を見つけると一気に寄生を図る。
- チェーンソー男/姉妹
伐採用のチェーンソーを武器として使用するガナード。今作を代表する敵の一人。 プラーガとの同化が激しすぎた為破壊衝動がかなり強く、一度敵と認識したものを執拗に追いかけ、チェーンソーを振り回す。 攻撃を食らう前に後退しておくことで絶命を免れる場合がある。 即死攻撃しか使ってこないうえに体力も普通のガナードよりかなり高く、凶悪な敵。序盤からいきなり登場する為、慣れないプレイヤーが彼の攻撃によりいきなりゲームオーバーになる場合も多い。余談だが、体験版によるとチェーンソー男は相当の金持ちらしく、そのため、倒すと高額なお金や宝石を落とすのだろう。モデルはおそらくレザーフェイスと思われる。
- ガトリング男
電動式ガトリングガンを装備したガナード。ガナードを宿主として寄生させたのはの高い運動能力をプラーガによって強化するためであろう。重い上に反動が強烈なため固定して扱うガトリングガンを携帯でき、そのまま使用できる筋力をプラーガによって獲得したのだろう。余談になるが、攻略サイト等では「ガトリング軍曹」という呼び方が一般的である。
- 村長(ビトレス・メンデス)
ドラム缶の爆発に巻き込まれた村長が体内の寄生体の力を解放した姿で背中からは2本の触手?(爪?)が伸びており強靭でかつしなやかである。異常なまでの生命力を持ち、たとえ下半身を失おうと上半身のみでも活動可能である。
- ラモン・サラザール
古城の城主であるサラザールが側近とともにプラーガの母体と融合した姿。中央にサラザール本体がおり、他に三本の触手を用いて攻撃を行う。触手の中央には側近の顔が浮かんでおり、即死攻撃を行ってくる。また根元からは寄生体が次々と生み出される。
- U-3
プラーガを用いた応用実験で作られた、人間+昆虫+爬虫類の遺伝子を持つ合成生命体。各生物の特徴の調整が不完全のため非常に醜悪な姿となった。腕はムチのようになり背中には大型のプラーガが寄生しそのプラーガの大顎で地中を掘り進むことも可能である。
- ジャック・クラウザー
レオンと面識のあるナイフ戦術のスペシャリスト。寄生体を体に宿し、力を解放すると左腕がブレード状になり攻撃・防御、両方に使用可能。ブレードはロケットランチャーの攻撃さえ完全に防ぐ。
- オズムンド・サドラー
サドラーが寄生体を開放し、全てのプラーガの支配者たる姿になったもの。抜け殻になった人体から4本の足と何本かの触手、その中心から伸びた強力な顎を備えた頭部からなる。各足には目があるため死角がない。目と頭部以外は攻撃をものともしない。
[編集] クリーチャー
- コルミロス
プラーガに寄生された犬。プラーガの影響で牙が口から露出している。主人公と遭遇してからしばらくすると背中から触手が露出し、触手攻撃を行う。 接近してきた場合はショットガンが有効。
- エルヒガンテ
プラーガの応用実験によって生み出された巨人でもとは人間(人間の約4倍の大きさ)。本編には4体出現する(ルートによっては3体)制御が難しいのが難点。 マシンピストルや連射性の利く銃で頭部を撃つと有効。
- デルラゴ
プラーガの応用実験で生み出された巨大なオオサンショウウオ。寄生虫の成長が進むにつれ巨大化。制御が難しいため村の湖に封印されていた。この敵は銃ではなくボートにあるモリで戦うことになる。ちなみに余談であるが倒していない状態のボート乗り場で銃を湖に6発撃つとデルラゴに飲み込まれて即死する。
- ガラドール
プラーガの応用実験での肉体強化の成功体。優れた身体能力を手に入れたが、目につくもの全て攻撃するほど凶暴化してしまったので目のまぶたを縫って視覚を奪い普段は厳重に拘束してある。そのため聴覚が以上に発達している。攻撃はプレイヤーの立てた音(攻撃・足音・アシュリーへの指示など)をたよりに両手についているカキヅメで行う。そのため、走らずに歩けば居場所を特定されにくい。余談ではあるが普通のガラドールより体力が上の全身鎧タイプのもある。
- ノビスタドール(擬態タイプ)
プラーガの応用実験で生み出された昆虫と人間の混合体(昆虫人間)。体の色を変え周囲に溶け込める事ができる(プレイヤーにはほとんど透明に見える)。巣を作って繁殖まで行う。 水辺のところでは、走ってくるときに水しぶきが見える。また、水辺ではないところでは目が光るのでわかりやすい。
- ノビスタドール(飛行タイプ)
プラーガの応用実験で生み出された昆虫と人間の混合体(昆虫人間)。擬態タイプの失敗で体の色を変えることができないが羽を持つので集団の大きな群れでで空中から飛んできて攻撃を行う。巣を作って繁殖まで行う。 飛行中に攻撃を加えると死んでしまう バイオハザード0のプレイグクローラーに多少似ているが、無関連。
- アルマデューラ
古城の城内に飾られている甲冑だが内部にプラーガ(寄生虫)が入り込み甲冑内に張りめぐらせた触手が人間の筋肉のような役割を果たし手にした武器で攻撃を行う。だが動きは遅く非常にぎこちない。頭部以外にはダメージを与えられず、頭部を攻撃するとプラーガが出現する。
- ヴェルデューゴ
サラザールがみずからの右腕と呼ぶ、冷酷な死刑執行人。昆虫の遺伝子を用いて作られたプラーガの応用実験の成功体で、優れた俊敏性と防御力さらに柔軟性に優れており特に柔軟性の面では天井裏や床下のわずかな隙間に入り込み鋭利な爪や尻尾で攻撃を仕掛けてくる。
- リヘナラドール
プラーガの応用実験によって生み出された怪物。形は人間だが人間を遥かに超えた新陳代謝によって体の一部が破壊されても素早く体の組織を再生できる。歩行速度は遅く、近づくと奇声を発して噛み付いてくる。 素早く倒したい人は「サーモスコープ+ライフル」で奇生体を撃つ・「マグナム」を胸部に撃ち込む(警告:マグナムの弾薬はそう簡単に手に入らないもので威力の高めた銃で一発一発確実に撃ち込むこと)
- アイアンメイデン
リヘナラドールを改造して作られた改造種。リヘナラドールより優れた再生能力を持ち、自在にのびる無数の針を全身に生やしている。この名前はヨーロッパにあった拷問具鉄の処女の由来。
マーセナリーズのみ登場するクリーチャー
- 巨大チェーンソー男
マーセナリーズの四つ目のステージの孤島にのみ登場するガナード。2つのチェーンソーを鎖でつなげた物を武器としプレイヤーを見つけるとチェーンソーをふりまわしながら近づいてくる(攻撃を受ければ即死)。通常のチェーンソー男より巨大化していて(デルラゴのように寄生虫が成長したのであろう)並大抵の攻撃ではひるまない。階段や梯子をジャンプして上ってくるため非常に厄介。どこまでも追いかけてくるため逃げるのは困難である。
[編集] 外部リンク
バイオハザード シリーズ | |
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本編: | BH 1 - BH 2 - BH 3 - Veronica - BH 0 - BH 4 - BH 5 |
外伝: | GAIDEN - アウトブレイク - ガンサバイバー |
映画版: | 第1作 - 第2作 - 第3作(公開予定) |