シードル
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シードル (cidre)またはリンゴ酒とは、林檎を発酵させて造られるアルコール飲料で、発泡性であることも多い。
フランスのノルマンディー地方のものがとくに知られ、これを蒸留したものに「カルヴァドス」がある。また、この同類に梨を原料としたものも存在する(ペリー)。日本では、ニッカウヰスキー(アサヒビールグループ)の製品が知られている。19世紀末ごろまではヨーロッパでは水を飲むことが大変危険なこととされたので幼児のうちからこれを飲んでいた。
フランスでは、ワインと同様に原産地呼称規制(AOC)の対象である。
英語では(cider)となり、イギリスでは同じくリンゴ酒(多くの場合発泡性のもの)を指すが、アメリカではノンアルコールのリンゴ果汁、もしくはそれに炭酸を溶かしたものを言うことが多い。
日本で言うところのサイダーとは、単なる甘味を付けた炭酸水であり、全くの別物である。
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