ゴー傑P
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ゴー傑P(ごーけつ-)は、MBSラジオで土曜深夜(事実上日曜早朝)に放送されているラジオ番組である。
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[編集] 概要
2006年4月8日深夜26時(実際には4月9日午前2時だった)番組開始。パーソナリティは、小籔千豊(吉本新喜劇座長)と笑い飯(西田幸治、哲夫)。もともと、この番組は2006年3月まで放送されていたゴーゴーモンキーズが終了したことを受け、水曜日を担当していた小籔と笑い飯による3時間の新番組としてスタートした。ただし、番組の内容はこの3人がホストとして毎週1組のゲストを迎えてのフリートークが中心ということもある為、どちらかといえばゴーゴーモンキーズよりも3月まで同じ曜日の同時間帯で放送されていた月極ラジオに近いといえる。
番組タイトルであるゴー傑PのPは、「(毎回ゲストに呼ぶ)プロフェッショナル(Professional)をプロファイリング(Profiling)」のPから。
毎週オープニングの曲でビッグポルノ(小藪とレーザラモンの異色ユニット)のBug It Now及びOh Shit Realを流す。(放送時間の短縮時は流さない事もある)
この番組の構成作家は2人いて1人は刺客として時に登場する寺本覚(別名、だまらっしゃい寺本)が担当。
基本は小藪の世間やリスナーに対する罵倒が中心
[編集] 基本的な番組の流れ、および特徴
- 26:00~26:30 3人のフリートークとメッセージテーマの告知
- 26:30~28:00 ゲストを迎えてのトーク
- 28:00~28:58 リスナーからのメッセージを紹介
この番組ではブレイクカードなるものが存在しており、これを番組中使用することにより、パーソナリティ各人が10分間の休憩ができる。これはゲストを迎えている時間帯でも使用することができる。ただし、2人同時の使用はできない。(放送時間の都合や3人が忘れていてか使われない週がある。)
[編集] ゲスト(土曜日の日付で表記)
- 4月8日 バッファロー吾郎(お笑い芸人)他数人の若手芸人が電話で出演
- 4月15日 亀山つとむ(毎日放送野球解説者)
- 4月22日 宮根誠司(フリーアナウンサー・元朝日放送アナウンサー)
- 4月29日 大林素子(スポーツコメンテーター・バレーボール元日本代表)
- 5月6日 ゲストなし(MBSからの使者として、この番組の放送作家寺本覚が苦情を言いに登場)
- 5月13日 石田英司(毎日放送のテレビ制作局制作一部専任部長・ちちんぷいぷいのニュースのおっちゃん)
- 5月20日 畑中フー(ナレーター)
- 5月27日 佐々木博和(サッカー解説者、現佐々木塾塾長)
- 6月3日 すぎはら美里(元AV女優)
- 6月10日 伊藤“ジョニー”信吾(男前豆腐店社長)
- 6月17日 千堂あきほ(女優、タレント)
- 6月24日 名越康文(精神科医)
- 7月1日 今出東二(タレント・ちちんぷいぷいでおなじみのお天気キャスター)
- 7月8日 ゲストなし(MBSからの使者として、この番組の構成作家寺本覚(別名、だまらっしゃい寺本)が料理の鉄人のテーマ曲に乗って苦情を言いに登場)
- 7月15日 中山市朗(作家・怪異収集家)
- 7月22日 桂吉弥(落語家)
- 7月29日 いちのせかつみ(ファイナンシャルプランナー)
- 8月6日 柳田理科雄(空想科学研究所主任研究員、作家、学習塾経営)
- 8月13日 小関順二(野球ライター)
- 8月20日 金子達仁(スポーツライター、ノンフィクション作家)
- 8月27日 高橋智隆(ロボットクリエーター)、クロイノ君(ロボット)
- 9月3日 森川美穂(歌手、女優)、上田たかゆき(電話で出演。毎日放送アナウンサー)、前田阿希子(毎日放送アナウンサー)
- 9月10日 北芝健(元警視庁刑事)
- 9月17日 弘法院恵正(霊媒師、霊能力者)
- 9月24日 山之内幸夫(元山口組顧問弁護士)
- 9月30日 グレート小鹿(大日本プロレス代表取締役社長、元プロレスラー)
- 10月7日 安田理央(エロライター)
- 10月14日 秀島一生(航空評論家)
- 10月21日 八木裕(MBS野球解説者)
- 10月28日 ゲストなし(MBSからの使者として、この番組の構成作家寺本覚(別名、だまらっしゃい寺本)、長澤まさみ(星泉)が歌うセーラー服と機関銃のテーマ曲に乗って苦情を言いに登場)
- 11月5日 安東浩正(冒険家、冒険サイクリスト)
- 11月12日 ミルクマン斉藤(映画評論家)
- 11月19日 武野功明(探偵)
- 11月26日 北尾トロ(ライター、裁判傍聴家)
- 12月3日 ペヤングマキ(AV監督)
- 12月10日 佐々木恭介(MBS野球解説者)
- 12月17日 ジャルジャル(baseよしもと芸人)今別府直之(吉本新喜劇座員)
[編集] 主な出来事
番組通してゲストが引いてるにもかかわらず、笑い飯がよく映画ラストエンペラーの話をする。 小藪は野球が延長して放送時間が短縮されてるとすぐ野球を罵倒する。(本人は阪神タイガースファン) 番組後半のリスナーからのメッセージで読まれてしかも3人の独断と偏見で紙をくしゃくしゃにされれば番組特製オリジナルグッズがもらえる。
第1回目の放送で小藪が仕事の都合(イタリアロケ)で放送を欠席。
第5回目の放送では、放送作家の寺本氏から「お前らのインタビューは、なってない!全くゲストを活かしていない。」との駄目出しがあり、番組中で口論になる。それに伴いゲストに亀田兄弟呼べとか石原都知事呼べとか小泉呼べとか小藪が言った。
第6回目の放送では、放送中に笑い飯、石田を引かせるほど、小籔が自分のアメリカ嫌いについて熱く語る。
第9回目のゲストが元AV女優ということもあって笑い飯の2人の自分のドM発言熱く語る。
第10回目ゲストのご好意で豆腐がたくさん用意された。
第12回目では笑い飯が欠席し、代役として土肥ポン太が出演した。
第13回目小藪がめちゃイケのカマ騒ぎに出演した笑い飯にジェラシーを抱く。
第14回目謎の京都在住の女性リスナー『かっちゃま』のメールが今週も読まれる。また、番組、特にゲストコーナーの進め方を巡って寺本氏と口論になった際、小藪は「サッカーに例えれば、俺はMFや。もっとましなFWを連れてこい。」「俺たちのゲスト扱いが悪いと思ったら、俺たちが躍れるようなゲストをブッキングしろ!」と発言する。
第15回目中山市朗がゲストという事もあり怖い話を小藪がする。もちろんゲストも。 4時台前半(4時の時報あたりからトイレが我慢できず)のCM中にいっせいに3人がトイレに行く。 またしてもかっちゃまのメールが最後に読まれる。 今週はブレイクカード使われず。
第16回目小藪は『MBS1179 BEACH STYLE 2006 in ASHIYA』イベント終わりの放送ということもあって夏気分で首にタオルを巻いての放送。一方哲夫は東京の後輩の芸人を2人(マキシマムパーパーサムのつよしととアッハー小泉)連れて湘南へ言った話をする。 桂吉弥が大河ドラマ『新撰組』に出演したという事もあり小藪がNHK朝の連ドラ『わかば』出演にいたった経緯を語った。 かっちゃまからのメールは読まれず(本人からのメールが来なかった?)。 最後終了直前このラジオよりおもろいラジオあるんやったら教えてくれというニュアンスで挑発的なコメントを言った。 またもブレイクカード使われず。
第17回目オープニングでスーパーカーとファッションの話題で盛り上がる。 後半では小藪がもっとも罵倒するかっちゃまのかっちゃまトラップにまんまとはまる。 この日は小藪は昼間はオーサカキングのテレビ生放送の特番出演そして翌日もオーサカキングのラジオ生放送の特別番組に出演と大忙し
第18回目野球中継延長の為大幅放送時間遅れる。かっちゃまトラップにまたはまる。新たに謎のリスナー『ポットの湯』(正式な表記不明)(一つ前の放送で三国志を流行らせたと豪語したので小藪からの罵倒されたリスナー)からのメールで小藪自身ポットの湯だと知らずに三国志の内容で盛り上がる。 後で知らされもちろん罵倒。
第19回目ゲストのコーナーで巨人及び巨人ファンを大いに罵倒。ポットの湯のラジオネームを狂ったように罵倒しその後に読まれたかっちゃまのメールはどうでもいいようになる。
第20回目サッカー日本代表の惨敗の事に対し激論する。朝日放送ラジオでやってる伊藤えん魔(劇団ファントマ)のラジオ伊藤えん魔のAMamを罵倒(リスナーからのメール) 定番のポットの湯のメール内容よりラジオネームにいちゃもん付ける。かっちゃまはエンディングでメールが読まれるだけで終了。
第22回目森川がスタジオゲスト。毎日放送開局55周年記念の旅に出ていた上田アナが電話で出演。開局記念番組の宣伝担当の前田アナも登場。森川、小藪、笑い飯それぞれの思い出の曲を2曲ずつ紹介。上田アナがちょっとの間ホテルで仮眠をとっているところを電話ををする。予定では数分の予定だったが、眠そうな上田アナをおもしろがった小藪がどんどん会話を引き延ばし、上田アナがほとんど逆切れ状態になる。また、放送中に追いつめられた新人の前田アナが「私はポットの湯かも知れません!」との名言を残す。
第23回目リスナー参加型の『香川讃岐うどんバスツアー』を計画が持ち上がる。笑い飯が何故か志摩スペイン村を意味なく大絶賛する。
第24回目3人が霊媒師に悩みを占ってもらう。その霊媒師顔を見れば将来の結婚相手がわかると言う事で未婚の笑い飯の2人が顔を描いてもらう。NSCの講師本多正織罵倒。
第28回目小藪お気に入りのフレーズ「飛行機はラブホテルだ」が登場。
第30回目放送中に小藪が「笑い飯がM-1の決勝に進出しなかったならば、俺が丸坊主になる」と約束。逆に、「笑い飯がM-1の決勝に進出したならば、番組の放送作家、だまらっしゃい寺本が、今の矢野・兵動の矢野さんのような髪型(エグザイルのような丸坊主にスジが入っている髪型)になる」と約束。
第35回目哲夫の関西学院大学卒業という学歴を持ち上げるノリが過去最大規模で展開される。ゲストがAV監督ということもあり、ジャンケンに負けた小藪が性器を露出する。
[編集] ペルー国歌
この番組では、ジングル及びエンディングテーマにペルー共和国の国歌が使用されている。これは番組の第1回目でオープニングテーマがまったく決まっていないことからリスナーから募集した際、バッファロー吾郎の竹若元博から推薦されたのがこの曲であった。2回目からのオープニングになる予定だったが、第1回目を仕事の都合で欠席した小籔からのダメ出しであえなくオ-プニングには使われなかった。しかし、選曲の面白さからエンディングとジングルで使用されているようである。