コビトカバ
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コビトカバ | ||||||||||||||||||||||||
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コビトカバ |
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Choeropsis liberiensis Morton, 1849 |
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英名 | ||||||||||||||||||||||||
Pygmy Hippopotamus |
コビトカバChoeropsis liberiensis (英名:Pygmy Hippopotamus)は、ウシ目(偶蹄目)カバ科に属する哺乳動物。リベリアカバとも呼ばれる。
アフリカの森林地帯に生息する。カバHippopotamus amphibius の先祖といわれるが、発見された当初はカバの子どもだと思われていた。オカピ、ジャイアントパンダとともに世界三大珍獣の一つ。
[編集] 概要
頭胴長約1.7 ~1.8m、体重約160 ~275kg。全身黒色である。リベリア、シエラレオネ、ギニア、ナイジェリアの森林の湿地帯、沼、川に生息。カバと違い、陸上で単独かペアで生活をする。性格は攻撃的。目が飛び出していないので、カバよりたくさん水から顔を出さないと水上の様子を見ることができない。自然下で水に入るのは、危険を感じた時だけと言われている。
生きた化石とも言われるが、生息数が少なく、詳しい生態はまだわかっていない。1844年にリベリアで発見されたためリベリアカバともよばれる。発見される以前はUMA扱いだった。
[編集] 飼育動物園
2006年現在、日本でコビトカバが飼育、展示されているのは以下の3園。