グリーングリーン3 ハローグッバイ
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グリーングリーン3 ハローグッバイ | |
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プラットフォーム | Windows 98/2000/Me/XP |
発売元 | GROOVER |
発売日 | 2005年8月5日 |
ジャンル | 恋愛アドベンチャーゲーム |
レイティング | 18禁 |
名前変更 | 不可 |
エンディング数 | ? |
セーブファイル数 | 20×9(180) |
画面サイズ | 800×600 |
BGM再生方式 | |
キャラクターボイス | 主人公以外 |
CGモード | あり |
音楽モード | あり |
回想モード | あり |
メッセージスキップ | あり |
オートモード | あり |
『グリーングリーン3 ハローグッバイ』は、山奥にある全寮制共学校「鐘ノ音学園」に在籍する主人公達の、3年次の2学期から卒業までを描いた、18禁学園恋愛アドベンチャーゲーム。『グリーングリーン』シリーズの完結編。
目次 |
[編集] 概要
前作・前々作同様にノリと勢いとギャグが暴走気味だが、それぞれの卒業を主軸に、恋愛・友情・青春が高次元で融合されているのも魅力の一つと言える。そして、主人公である祐介を中心としたそれぞれのキャラクターの成長、そしてシリーズを通してのテーマである「恋とキスの答え」に関する一つの回答が提示されている。
この作品は『グリ-ングリーン』と『グリーングリーン2 恋のスペシャルサマー』を一度プレイしてからやると、より作品に入り込むことが出来る。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 登場キャラクター
[編集] メインキャラクター
- 高崎 祐介 (たかさき ゆうすけ)
- 主人公。鐘ノ音学園3年生。優柔不断で周りに流されやすい。朽木双葉とは恋人同士。鐘ノ音祭の実行委員長を務める。卒業間近でいっぱいいっぱいの時に進路のことを聞かれると暴走する。
- 朽木 双葉 (くつき ふたば) CV:藤巻恵理子
- 鐘ノ音学園3年生で今作のメインヒロイン。編入組(女子)のリーダー的存在で平安時代から続く陰陽師の末裔。第1作では典型的ツンデレキャラクターだった。祐介と恋人となって以降は、短気で嫉妬深い性格に一層磨きがかかりヒステリックになることもあるが、時折女の子らしい心遣いも見せるなど少しずつ成長中。しかし、祐介が他の女子と話をしているだけで激昂したり、あいかわらず祐介を振り回している。バッチグーたち3バカとは仲が悪いが、なんだかんだ言っても結局4バカの一角を担ってしまっている。シリーズの最後を締めくくる『双葉シナリオ』は、愛と涙と友情の青春学園スペクタクルであり、感動せずにはいられない。またこのシナリオのエンディング曲は、グリーングリーンシリーズを締めくくるに相応しい名曲である(1作目のオープニング曲のリメイク版)。
- 樫谷 ちとせ (かしや ちとせ) CV:あおきさやか
- 鐘ノ音学園3年生。主人公・祐介の幼馴染。鐘ノ音学園が共学化されたことを知り、祐介に逢う為わざわざ転校してきた。かなりの天然ボケが入っており、祐介は世話を焼かずにはいられない。ボケボケしているが、祐介のことになると暴走することもしばしば。祐介への好意を隠し彼の幸せを願うなど、一途に祐介を思っている健気な少女。前作と前々作をプレイした人で、途中で出てくる帽子を見てシビれた人も多く、『ちとせシナリオ』は、シリーズの根幹を成すテーマである『運命の出会い、別れ』、『過去と未来の連鎖』、『さよならをこえる』に対する回答を提示した、グリーングリーン世界の全てをつなぐグランドフィナーレと言える。また、その証左として、このシナリオのエンディング曲は、某雑誌のインタビューによると、モノクローム(1のメインヒロインのED曲)に対抗して作ったと述べられており、原題は輪廻のオルゴールであるなどグリーングリーンの完結を意識して作られたものであり、その歌詞はシリーズのテーマを表現した有終の美を飾るにふさわしい感動的なものとなっている。
- 美杉 舞 (みすぎ まい) CV:手塚ちはる
- 鐘ノ音学園3年生。元芸能人だが、業界を干されたためにいろんな学校を転々としてきた。当初は元芸能人ということもあって声をかけてくる生徒も多かったが、徹底的に他人を避けているために、誰からも声を掛けられなくなった。そのため、学校をサボっては裏山で一人たたずんでいる。天性の歌声の持ち主。中学1年生の時に、音楽プロデューサーにレイプをされかけた経験を持つ。そのため、男に触られるとものすごい拒否反応を示す。経歴に似合わず処女。
- 天神 葉月 (てんじん はづき) CV:鉄炮塚葉子
- 鐘ノ音学園1年生。鐘ノ音学園総長・天神泰三の双子の妹の一人。総長の天神には全く似ていない。物事に動じない性格で、上級生だろうがなんだろうが、決して敬語は使わない。格闘のセンスは相当なもので、総長の天神よりも強い。なぜか自分の兄・天神泰三のことを苗字の『天神』と呼ぶ。後に最初で最後の鐘ノ音学園女総長になる。将来の職業はスーパーモデル。
- 天神 花月 (てんじん かづき) CV:西原久美子
- 鐘ノ音学園1年生。鐘ノ音学園総長・天神泰三の双子の妹の一人。こちらも総長の天神には全く似ていない。他人の考えていることがわかるという特殊な能力のせいで、いつも頭痛に悩まされている。キレると九州弁になり、葉月も敵わなくなる。実質、鐘ノ音学園では一番強いと思われる。『ゴメンナサイ』とすぐに謝ってしまうのがクセになっている。
- バッチグー (ばっちぐー) CV:田中一成
- 鐘ノ音学園3年生。本名は伊集院 忠知(いじゅういん ただとも)。3バカの一人。総長の天神を影から操る、鐘ノ音学園の実際の最高権力者。女子寮爆破を計画したり、学園祭のミスコンを計画したりと、欲望のためのイベント計画能力はものすごい。女子寮爆破が成功して男子寮に女子が来たために、常に夜這いを計画している。春乃亜里沙というブサイクな彼女がおり、『ハニー』『ダーリン』と呼び合っている。実は結構友達思いで涙もろい。ストーリーや選択肢の選び方によって、エンディングでの将来の職業が『声優(田中一成化)』『ゲーム会社社長(bamboo化)』『春乃と結婚(2パターン)』になる。
- 天神 (てんじん) CV:浜田賢二
- 鐘ノ音学園3年生。本名は天神 泰三(てんじん たいぞう)。3バカの一人。九州男児で極度のロリコンで、自分の妹達にも発情してしまう。母親似らしい。鐘ノ音学園の現総長。心技体の『心』だけが大きく欠けており、加減を知らない。非常に繊細な心の持ち主だが、『総長』というプレッシャーのおかげでよく暴走する。女子寮爆破の起爆スイッチも天神が暴走して押した。妹達のことでマジギレすると、顔が鬼のように変化して、温和な口調が一変して、祐介のことを『祐介どん』と呼んでいたのが『祐介ぇぇぇぇ!』と呼び捨てになる。人を殴る時は『愛情ー!』と言う。結構友達思いでアツイ。ストーリーや選択肢の選び方によって、エンディングでの職業が『保父』『弁護士』『格闘家』になる。
- 一番星 (いちばんぼし) CV:土門仁
- 鐘ノ音学園3年生。本名は一番星 光(いちばんぼし ひかる)。3バカの一人。鐘ノ音学園では一応イケメンらしい。クールな男を気取っているが、すぐにボロが出る。ギターの腕はものすごく、音楽をやるために鐘ノ音学園の卒業を待たずして自主退学する。学園祭の後夜祭での一番星の話は、ものすごく感動する。また、いまだに朽木双葉が好きなために『双葉シナリオ』では重要なキャラクター。すごく友達思いでイイ奴。ストーリーや選択肢の選び方によって、エンディングでの職業が『ロックスター』『テレビ局のAD』『ホスト』になる。
[編集] サブキャラクター
- 毒ガス (どくがす) CV:高橋あきお
- 鐘ノ音学園3年生。本名は子安 ケンタ(こやす けんた)。今回は女子寮爆破の爆弾を作る。技術はすごく、小さな人形の爆弾で女子寮が木っ端微塵になってしまう。その後、爆破の責任を取らされてしまうためにオープニングまでしか見ることは出来ない。やっぱり首が右に45度傾いている。エンディングではストーリーによって『幼女誘拐で逮捕』か『AV男優(?)』になっている。
- 堀田 健一 (ほった けんいち)
- 鐘ノ音学園の先代総長。エンディングでのバッチグーの結婚式の画像で見ることが出来る。今回の出番はそれだけ。髪型は相変わらずリーゼントにしている。
- 轟 やすし (とどろき やすし) CV:高橋あきお
- 数学の教師だが、生徒達にはそれよりも短気ですぐ暴力に走る男として通っている。生徒を殴るためにやかんを携帯している。卒業式の時の祝辞では、感極まって号泣してしまう。3年生の生徒達は、影で悪口など言いながらも実は轟先生にものすごく感謝している。鐘ノ音学園が廃校になった後も、違う学校でやかんを持って生徒達を追いかけている。愛読書はパパイヤ通信。
- 春乃 亜里沙 (はるの ありさ) CV:吉竹範子
- 鐘ノ音学園3年生。自意識過剰で、バカにする男には厳しい引き立て役キャラ。バッチグーの恋人でもある。エンディングではブサイクなままバッチグーと結婚するバージョンと、整形して美人になってバッチグーと結婚するバージョンがある。後者はCGギャラリーには記録されない。
- 朽木 若葉 (くつき わかば) CV:満仲由紀子
- シリーズ1のヒロインの一人。表向きは朽木双葉の実妹ということになっているが、その正体は双葉がサボテンから生成した式神の少女である。今シリーズでは『双葉シナリオ』にのみ登場する。実家の命を受けて双葉を連れ戻しに来たものの、なぜか一番星のアパートで惰眠をむさぼっているところを発見される。
本体であるはずのサボテンを所持していないこと、および生成術者である双葉がその能力を失った後も存在していることから、“人間化疑惑”が囁かれているが、その詳細は現在調査中である。
お気に入りのテレビ番組は『笑われていいとも』。 - 小野 カツ子 (おの かつこ) CV:御崎朱美
- 鐘ノ音学園の寮母であり、生徒のご飯を作っているオバサン。ひょんなことから『ミス鐘ノ音』に選ばれる。主人公とキスもしてしまう、ただ者ではない人。
- 緒方 和夫 (おがた かずお)
- 学園の用務員のじいさん。今回は文章だけの登場。
- 飯野 千種 (いいの ちぐさ)
- 鐘ノ音学園の元保健室の先生。今回は文章だけの登場。祐介から彼女の話を聞いただけで、ヘルスは興奮してしまう。
- 亀頭 棒太郎 (きとう ぼうたろう)
- 鐘ノ音学園長。相変わらずビジュアルが危ない。
- 高崎 桜子 (たかさき さくらこ)
- 主人公・祐介の母親。かなりの楽天家であり、見た目は年齢よりはるかに若く見える。初対面の双葉は祐介の姉と間違えるというお約束ボケをかましたほど。祐介が全寮制の学校に行ったのをいいことに、世界各地を旅行している。しかし、祐介の知らないところでは双葉の親の所に行ったりと親のやることはしっかりやっていた。ちなみに祐介の父親はどこかの会社の課長であり、桜子曰くスーパーサラリーマン。
- 朽木 葉造 (くつき ようぞう)
- 朽木双葉の父親。片目に大きな切り傷があり、どうみても厳しい頑固親父という感じ。いろいろと和式が好きらしい。祐介との初対面時には、その怒りのあまり、本体と同一形状の凶悪なスタンドを発動させた。双葉曰く、最後にして最大の邪魔者。
婿養子疑惑に関しては、現在調査中である。 - 樫谷 幸子 (かしや さちこ)
- 樫谷ちとせの母親。文章だけの登場なので、どういう容姿かは不明。旦那と一緒に開業医をしている。
- 川瀬 真菜 (かわせ まな) CV:塩山由佳
- 鐘ノ音学園1年生。前作ヒロイン。やっぱりカメラを撮り続けている。ピントは合わせられるようになったらしい。
- 柊 麻里亜 (ひいらぎ まりあ)
- 鐘ノ音学園1年生。前作ヒロイン。父は鐘ノ音学園理事というお嬢様。今回は鐘ノ音祭の実行委員を勤める。
- 丘野 ひまわり (おかの ひまわり) CV:新千恵子
- 鐘ノ音学園1年生。前作ヒロイン。葉月・花月と仲がよい。相変わらず天神に好かれている。父親のDVからは開放された模様。
- 松浦 ルーシー 美夏 (まつうら るーしー みか) CV:青山美帆
- 鐘ノ音学園1年生。前作ヒロイン。ハーフの帰国子女。鐘ノ音学園が嫌いだったが、最近はまんざらでもない様子。髪の毛の色は元々は黒。
- ヘルス (へるす) CV:高戸靖広
- 鐘ノ音学園1年生。本名は佐貫 新太郎(さぬき しんたろう)。自称・地獄を見てきた男。第二のバッチグーと呼ばれるだけのこともあってか、バッチグーによく使われたりしている。上級生からは、たまに健康野郎と言われる。
- ツツミ (つつみ)
- 鐘ノ音学園1年生。本名は堤 康隆(つつみ やすたか)。相変わらずビジュアルが男性器そのもののかわいそうな人。ネックレスが今回は金色になっている。柊麻里亜のことが好き。
- ホセ (ほせ) CV:龍谷修武
- 鐘ノ音学園1年生。本名は保瀬 範康(ほせ のりやす)。鐘ノ音祭の実行委員。1年生なのに、老け顔のため上級生などに間違えられる。未だに埋蔵金目的で裏山を掘り続けている。
- モッさん (もっさん)
- 鐘ノ音学園1年生。本名は山本 保(やまもと たもつ)。普段から何を喋っているのかわからない1年生。聞き取れるのはツツミと小野カツ子のみ。絵がものすごくうまい。
- 千歳 みどり (ちとせ みどり) CV:中山さら
- 第1作のメインヒロインであり、2作目の隠しシナリオのヒロインでもある。1000年後の未来に住んでいる。職業は教師。実は幼少期の祐介と出会っていた。「出会い、別れ、繰り返す」運命を乗り越え、遂に結婚することに(相手は明かされていないが、祐介の魂が転生した人物との示唆あり)。樫谷ちとせの魂が1000年の時を経て転生したのが千歳みどり。魂の同位体ちとせも含めれば、みどりは、作品世界の根幹に大きく関わるグリグリシリーズ通してのメインヒロインともいえる人物である。
[編集] スタッフ
- 原作/プロデューサー:bamboo
- 原画・キャラクターデザイン:くろたま商会/片倉真二
- シナリオ
- ヤマグチノボル(主に双葉・ちとせシナリオ)
- Team NGX(主に双葉・ちとせ・舞シナリオ)
- 美南風 悠(主に葉月・花月シナリオ)
- 音楽:milktub/Elements Garden
- 映像:Iris Motion Graphics
[編集] 主題歌
- OP曲:ハローグッバイ
- ED曲
- 朽木双葉 ED: GREENGREEN(Graduation ver.)
- (作詞:桑島由一 作曲:milktub 編曲:ms-jacky 歌:NANA)
- 樫谷ちとせ ED: オルゴール
- (作詞:ヤマグチノボル 作曲:milktub 編曲;ms-jacky 歌:yozuca*)
- 天神葉月 ED: Love Bell Sound
- (作詞:ヤマグチノボル/milktub 作曲:milktub 編曲:ms-jacky 歌:UR@N)
- 天神花月 ED: モーニング
- (作詞:桑島由一 作曲:milktub 編曲:ms-jacky 歌:YURIA)
- 美杉舞 ED: 君がくれたメロディー
- (作詞:milktub 作曲:milktub 編曲:ms-jacky 歌:YURIA)
- 朽木双葉 ED: GREENGREEN(Graduation ver.)
- 校歌: 私立鐘ノ音学園校歌
- (作詞:bamboo 作曲:一番星☆光 編曲:ms-jacky 歌:鐘ノ音37564合唱団)