リメイク
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リメイク(remake)は、過去に制作された映画やテレビドラマ、コンピュータゲームなどを、新しく作り直す事である。大抵は同じストーリー、同じ題名で作り直される。
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[編集] 映画のリメイク作品
- 1983年『ネバーセイ・ネバーアゲイン』
- 『007 サンダーボール作戦(1965年)』のリメイク。
- 1994年『ゲッタウェイ』
- 1972年サム・ペキンパー監督『ゲッタウェイ』のリメイク。
- 1998年『サイコ』
- ヒッチコックの『サイコ』をガス・ヴァン・サント監督がリメイク。オリジナルと全く同じカット割りをするという珍しいパターンのリメイク。
- 1998年『ダイヤルM』
- 1999年『GODZILLA』
- 1999年『リプリー』
- 1960年のフランス・イタリア映画『太陽がいっぱい』のリメイク。
- 1999年『トーマス・クラウン・アフェアー』…1968年のアメリカ映画『華麗なる賭け』のリメイク。
- 2000年『チャーリーズ・エンジェル』
- 1976年-1981年のアメリカテレビドラマ『『地上最強の美女たちチャーリーズ・エンジェル』』のリメイク。キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー出演。
- 2001年『バニラ・スカイ』
- スペイン映画『オープン・ユア・アイズ』のリメイク。女優のペネロペ・クルスが両方の作品に出演しており、同じ役を演じた。
- 2001年『猿の惑星』
- 1968年フランクリン・J・シャフナー監督アメリカ映画『猿の惑星』のリメイク。ただし、ティム・バートン監督は「これはリメイクではなく、リ・イマジネーションだ」と強調した。
- 2001年『オーシャンズ11』
- 1960年『オーシャンと11人の仲間』のリメイク。スティーヴン・ソダーバーグ監督、オールスター・キャストで話題を呼んだ。
- 2002年のアメリカ映画『ソラリス』
- 1972年のソ連映画『惑星ソラリス』のリメイク。ただし原作小説の「再映画化」ともいえる。
- 2004年『80デイズ』
- 1956年の『80日間世界一周』をジャッキー・チェン主演でリメイク。
- 2004年『ドーン・オブ・ザ・デッド』
- ジョージ・A・ロメロ 監督『ゾンビ』のリメイク。
- 2005年『THE JUON 呪怨』
- 『呪怨』のリメイク。オリジナルと同じ、清水崇が監督という珍しいリメイク。
- 2005年『Shall we Dance?』
- 周防正行監督 『Shall we ダンス?』のリメイク。リチャード・ギア、ジェニファー・ロペス出演。
- 2005年『宇宙戦争』
- 1953年ジョージ・パル製作『宇宙戦争』のリメイク。スティーヴン・スピルバーグ監督、トム・クルーズ主演。
- 2005年『キング・コング』
- メリアン・C・クーパー監督『キング・コング』(1933年)のリメイク
- 2006年『ドラえもんのび太の恐竜2006』
- 2006年『南極物語』
- 2005年『妖怪大戦争』
- 1968年、大映製作のリメイク。
- 2006年『日本沈没』
- 1973年、森谷司郎監督『日本沈没』のリメイク。
[編集] コンピュータゲームのリメイク
発売からある程度年月の経ったゲームソフトや、ソフト・ハードの製造・販売が中止され、入手することが困難になったゲームソフトが、最新機種をプラットフォームとしてリメイクされることがある。
例を挙げると、1992年に、かつてファミリーコンピュータ用として発売されたドラゴンクエストシリーズの第1作と第2作が、当時の最新機種であったスーパーファミコンをプラットフォームとして『ドラゴンクエストI・II』としてリメイクされた。それと同じ頃、同様にファミリーコンピュータの『スーパーマリオブラザーズ』シリーズの4作品がスーパーファミコン用ソフト『スーパーマリオコレクション』として1本のソフトとしてリメイクされた。
その後も、ドラゴンクエストシリーズやファイナルファンタジーシリーズなどの過去の名作がプレイステーション、ゲームボーイアドバンス、携帯電話アプリケーションなどでリメイクされている。
[編集] 関連項目
[編集] ファッションのリメイク
洋服や小物などおしゃれアイテムのリフォームを。単なるサイズ直しだけではなく、「古着を今流行のデザインに」「ドレスをワンピースに」などといった古いものをまったく新しいものにリメイクする。エコロジーの時代のニーズに答えた新しいファッションデザインのジャンル。