キャプテン・フューチャー
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キャプテン・フューチャー (CAPTAIN FUTURE) はエドモンド・ハミルトンにより書かれたスペースオペラのシリーズであり、その主人公であるカーティス・ニュートンの別名である。
物語ではキャプテン・フューチャーとフューチャーメン(サイモン、グラッグ、オットー)と呼ばれるその仲間たちが愛機コメット号を駆り、繰り広げる活躍が描かれる。
物語の舞台は執筆された1940年代という時代を反映して太陽系内がそのほとんどを占め、各惑星で固有に発生した人類(火星人など)が存在しているという設定になっている。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] 主要登場人物
- キャプテン・フューチャー:主人公。太陽系最大の科学者にして冒険家、最高の宇宙船パイロット。本名カーティス・ニュートン。科学者だった父ロジャーとその妻エレーヌは、その研究をヴィクター・コルボに狙われ、月のチコ・クレーターに逃れた。月まで追ってきたコルボに両親は殺され、フューチャーメンはその仇をとり、幼いカーティスを育て上げようとお互いに誓った。グラッグから並はずれた体力・忍耐力を、オットーから変装術、武道、アクロバティックな体術を、サイモンからは科学知識すべてを学んだ。成人になったある日、両親の最期についてサイモンから聞かされたカーティスは、キャプテン・フューチャーと名乗り、一生を太陽系と正義のために捧げると誓う。太陽系の九惑星を象ったバックル付きブレスレット(小説では9つの宝石を嵌め込んだ、催眠術をかけられる掌大のメダル 太陽系七つの秘宝事件より)がキャプテン・フューチャーの証。
- サイモン・ライト:フューチャーメン。別名「生きている脳」。元はニュートン夫妻の研究室仲間だった高名な科学者。死期が近づいた際に、脳を摘出して、培養液入りの透明金属のケース(視聴覚センサーと発声回路付き)に収め、以後はそれだけで生存している。最初は自力移動は出来なかったが、機械仕掛け(太陽系七つの秘宝事件)を経て、カーティスの手で磁力牽引ビームを装備され(謎の宇宙船強奪団事件)、自力移動可能となる。カーティスに対しては父親のように接し、「坊や(ラッド)」と呼ぶ。フューチャーメン達の顧問的存在。
- グラッグ:フューチャーメン。ロジャーとサイモンの研究成果、「人造生命第一号」。光電管の目を持つ鋼鉄製ロボット。剛力。体内の超小型原子炉で動いている。両手指の先のアタッチメントを交換して、工具として使用出来る。オットーから、交換可能なアタッチメントセットを誕生日プレゼントとしてもらったことがある。オットーを「ゴム人形」と罵るが、実はオットーのためなら命を投げ出す事も厭わない。ひそかにオットーの人間そっくりの外見をうらやましく思っている。けっこうセンチメンタルな一面も持つ。月犬のイイクがペット。
- オットー:フューチャーメン。ロジャーとサイモンの研究成果、「人造生命第二号」。合成樹脂製アンドロイド。変装の名手。変装キットはベルトのケースに一式収められている。人間に似た代謝系を持つが、主食は化学薬品等。もっとも、人間の食べ物もけっこう食べられる。一度、「ラジウム・ハイボール」を飲み過ぎてカーティスにみっちり絞られた事も。グラッグを「ブリキ人形」と呼んで怒らせるが、やはりグラッグのためなら命を懸ける事も厭わない。ひそかにグラッグの怪力無双をうらやましく思っている。けっこう寂しがり屋で純情一途な面もある。隕石モグラのオオグがペット。
- イイク:グラッグのペット。月犬(ムーンパップ)。主食は鉱物で呼吸はしない。特に金や銀を食べ過ぎると酔っぱらったようになる。時々、コメット号の肋材やプロトン・ガンをかじり、トラブルをおこしたりする。テレパシー能力が発達しており、グラッグやカーティスとコミュニケーションでき、危機を救ったこともある。よく、チコ・クレーター基地でオオグとお留守番をしている。オオグとなかよし。
- オオグ:オットーのペット。隕石モグラ。別名物まねモグラ。身体の細胞組織配列を自由に変えて、何にでも化けられるが、大きさの限界がある。また、化けた物は見た目だけで、機能は備わっていない。オットーに仕込まれてグラッグをからかうネタを仕込まれたり、爆弾に化けて、相手にハッタリを噛ませるための小道具にされたりする。よく、チコ・クレーター基地でイイクとお留守番をしている。イイクとなかよし。
- ジョオン・ランドール:太陽系警察の女性諜報員。カーティスに愛情を抱く。キャプテン・フューチャーを「カーティス」と呼ぶ、数少ない人物。キャプテン・フューチャーと初めて出会ったとき、惑星警察に入ってから4年ほど経過している。
- エズラ・ガーニー:ベテラン捜査官。惑星警察司令。ジョオンの上司。時に「キャプテン・フューチャー」の発音がそのたくわえた口ひげのせいで「キャプ・ン・フューチャー」と聞こえることがある。かつて太陽系随一と畏れられていた海賊「ファルコン」の実兄。
- ジョニー・カーク:フューチャーメンに憧れている少年。アニメではケン・スコットとして登場している。
- ウル・クォルン:宿敵。別名「火星の魔術師」。優秀な科学者だったが、「ある恥知らずな実験」のために逮捕され、ケルベルス(太陽系重罪犯専用刑務所)送りになった。以降、復讐のための人生を歩む。地球人・火星人・金星人の混血で、その複雑な血統にコンプレックスを持っている。ヴィクター・コルボの息子。父を倒したフューチャーメンを仇として憎み、つけねらう。
- ヌララ:ウル・クォルンの情婦。超美人だが、アタマの中身は宇宙空間なみに空っぽ(ウル・クォルン談)。
- ジェイムズ・カシュー:初代太陽系政府主席。キャプテン・フューチャーを呼び出す、北極灯台を点灯する権限を持つ太陽系唯一の人物。
- ノース・ボネル:太陽系政府主席秘書官。下記のアニメ版は、アニー・ボネル(女性)となっている。
[編集] コメット号
キャプテン・フューチャーとフューチャーメンの専用宇宙船。イナートロン(架空の金属)製の強靱な船体を持つ。フューチャーメンが独自に設計、製作した涙滴型の船体で、高性能サイクロトロンによる推進器によって太陽系最速を誇る(燃料は銅。当然だがこの時代は原子力はまだ知られていない)。通常エンジン音は、「特徴的な丸のこを回転させるような音」で、他のいかなる宇宙船とも異なるため、すぐに聞き分けることができる。高効率の噴射機構を備え、水中航行も可能。 後に振動ドライブを設置したことにより超光速航行が可能となり、銀河間航行をも行い得る高性能を誇る。また「時のロストワールド」事件においては航時推進機を搭載して、タイムトラベルをも行っている。
固定武装としてプロトン砲を装備。それ以外の特徴的な装備として、船外に荷電粒子をまとって彗星に偽装する彗星カモフラージュ装置、太陽に近接航行可能な「後光(ハロー)装置」、重力を検知する「グラヴィトメーター」、小惑星を検知する「ミティオロメーター」などを装備。
また船内には非常にコンパクトながら充実した研究設備、各種資料、医療設備などを備え、科学者としてのキャプテン・フューチャーの活動を支えている。
[編集] 作品リスト
[編集] 長編
- 恐怖の宇宙帝王 (Captain Future and the Space Emperor) CAPTAIN FUTURE誌:1940年冬号
- 暗黒星大接近(Calling Captain Future) CAPTAIN FUTURE誌:1940年春号
- 挑戦!嵐の海底都市(Captain Future's Challenge) CAPTAIN FUTURE誌:1940年夏号
- 脅威!不死密売団(The Triumph of Captain Future) CAPTAIN FUTURE誌:1940年秋号
- 太陽系七つの秘宝(Captain Future and the Seven Space Stones) CAPTAIN FUTURE誌:1941年冬号
- 謎の宇宙船強奪団(Star Trail to Glory) CAPTAIN FUTURE誌:1941年春号
- 透明惑星危機一髪(The Magician of Mars) CAPTAIN FUTURE誌:1941年夏号
- 時のロスト・ワールド(The Lost World of Time) CAPTAIN FUTURE誌:1941年秋号
- 輝く星々のかなたへ!(The Quest beyond the Stars) CAPTAIN FUTURE誌:1942年冬号
- 月世界の無法者(Outlaws of The Moon) CAPTAIN FUTURE誌:1942年春号
- 彗星王の陰謀(The Comet King) CAPTAIN FUTURE誌:1942年夏号
- 惑星タラスト救出せよ!(Planets in Peril) CAPTAIN FUTURE誌:1942年秋号
- 宇宙囚人船の反乱(The Face of the Deep) CAPTAIN FUTURE誌:1943年冬号
- 異次元侵攻軍迫る!(World to Come) CAPTAIN FUTURE誌:1943年春号
- 人工進化の秘密!(The Star of Dread) CAPTAIN FUTURE誌:1943年夏号
- 魔法の月の血闘(Magic Moon) CAPTAIN FUTURE誌:1943年秋号
- フューチャーメン暗殺計画(Days of Creation) CAPTAIN FUTURE誌: 1944年春号
- 危機をよぶ赤い太陽(Red Sun of Danger) STARTLING STORIES誌:1945年春号
- 小惑星要塞を粉砕せよ!(The Solar Invasion) STARTLING STORIES誌:1945年春号 (註1)
- ラジウム怪盗団現る!(Outlaw World) STARTLING STORIES誌:1945年春号
註1:マンリー・W・ウェルマン(Manly W. Wellman)作
[編集] 短編
- キャプテン・フューチャーの帰還(Return of Captain Future) STARTLING STORIES誌:1950年1月号
- 太陽の子供たち(Children of the Sun) STARTLING STORIES誌:1950年5月号
- 衛星チタンの〈歌い鳥〉(The Harpers of Titan) STARTLING STORIES誌:1950年9月号
- 鉄の神経お許しを(Pardon My Iron Nerves) STARTLING STORIES誌:1950年11月号
- 忘れじの月(Moon of the Unforgotten) STARTLING STORIES誌:1951年1月号
- もう地球人では……(Earthman No More) STARTLING STORIES誌:1951年3月号
- 〈物質生成の場〉の秘密(Birthplace of Creation) STARTLING STORIES誌:1951年5月号
- 風前の灯火!冥王星ドーム都市 SFマガジン 1983年7月臨時増刊号『キャプテン・フューチャー・ハンドブック』(註2)
註2:野田昌宏作「新キャプテン・フューチャー」
[編集] アニメ
NHKにより、未来少年コナンに続く連続アニメ第二弾としてアニメ化され、1978年11月7日から1979年12月18日まで52回にわたり放映された。制作は東映動画(現・東映アニメーション)。基本的に太陽系内を舞台とする原作とは異なり、銀河系規模でストーリーが展開する。
デザインや演出に、当時、一大ブームが起きていた『2001年宇宙の旅』、『スター・ウォーズ』、『宇宙戦艦ヤマト』の影響が見られた。ちなみに当時、同じエドモント・ハミルトン原作の『スターウルフ』が実写特撮番組として放送されていた。
原作の1作品分を30分×4回で描く形式で、全52話で13作品、更にスペシャル版1話を入れると14作品がアニメ化された。
原作ではコメット号が涙滴型の船体と設定されていた(書籍の挿絵からわかる)が、アニメ化にあたって船体デザインが変更されている。頭部は涙滴型、X型の翼状ユニット(翼端にプロトンガンを装備)を経て細く伸びた胴部をもち、最後端に球形のエンジンを持つ。2001年宇宙の旅とスターウォーズの有名宇宙船の特徴を併せたようなデザイン。原作にはない、「コスモライナー」という小型機を搭載している。「時のロストワールド」事件の時に「航時機(タイムドライブ)」を装備した。外見上の変更点は、タイムドライブ時はX翼の端部がリング状に接合されるが、通常運航時はリング状パーツは収納される。この収納スペースのため、翼端の上下に短い翼のようなものが付いた。
[編集] 放送リスト
※「」は新聞テレビ欄などでサブタイトルの後に付いた語句
- 1 - 宇宙帝王あらわる (1978年11月7日) - 「人間が猿に逆進化する!」
- 2 - 炎の海の牢獄 (1978年11月14日) - 「実体なき怪人宇宙帝王」
- 3 - 天翔ける砦の奇蹟 (1978年11月21日) - 「古代メガラ文明の謎とは?」
- 4 - 衛星ヌーンの決戦 (1978年11月28日) - 「ついに実体を暴露した宇宙帝王」
- 1~4話 - 『恐怖の宇宙帝王』
- 5 - SOS1億年前 (1978年12月5日) - 「タイムドライブ未知の旅」
- 6 - 聖なる星クウムの謎 (1978年12月12日) - 「恐竜時代に不時着したコメット号は?」
- 7 - 太陽創世記 (1978年12月19日) - 「眼前に展開する荘厳な太陽創造のドラマ!」
- 8 - 遥かなり50億年の旅 (1978年12月26日) - 「宿命の星カタインの前途は果たして?」
- 5~8話 - 『時のロスト・ワールド』
- 9 - 破壊王(レッカー)の陰謀 (1979年1月9日) - 「惑星間の航行に重大な危機迫る!」
- 10 - 海底の罠 (1979年1月16日) - 「宿敵破壊王の挑戦をうけたキャプテンフューチャー」
- 11 - 戦慄の海悪魔(シーデビル) (1979年1月23日) - 「身の毛もよだつ恐怖の未来科学」
- 12 - 破壊王(レッカー)の謎 (1979年1月30日) - 「ついに捕われの身となったフューチャーは、そして破壊王の正体は?」
- 9~12話 - 『挑戦!嵐の海底都市』
- 13 - 惑星に空気がなくなるとき (1979年2月6日) - 「死の星を救うためコメット号は宇宙に出発するが…」
- 14 - 悲劇の暗黒星 (1979年2月13日) - 「氷の惑星に眠る人々、救いの“4人組”は来るのか?」
- 15 - 見張りのおきて (1979年2月20日) - 「神秘のベールに包まれた物質生成の場をめぐる争い」
- 16 - よみがえる惑星 (1979年2月27日) - 「始まったコル星軍の攻撃、炎の海から立ち上がるフューチャー!」
- 13~16話 - 『輝く星々の彼方へ!』
- 17 - ウル・クォルンの挑戦 (1979年3月6日) - 「流刑の星から脱獄した銀河系の魔術師ウル・クォルン」
- 18 - 暗闇族のすむ地底 (1979年3月13日) - 「ついにウル・クォルンの基地を発見したフューチャーメン」
- 19 - 惑星ただ一人 (1979年3月20日) - 「小惑星に置きざりにされたフューチャー」
- 20 - 透明惑星の幻人間 (1979年3月27日) - 「宇宙の宝石とは…」
- 17~20話 - 『透明惑星危機一髪』
- 21 - 銀河に眠る神秘の石 (1979年4月3日) - 「ウル・クォルン再登場・謎を秘めた神秘の石を次々と奪取」
- 22 - 銀河サーカスの死闘 (1979年4月10日)
- 23 - キャプテンフューチャー死す? (1979年4月17日) - 「暗黒の宇宙に漂う死体、果たしてフューチャーか?」
- 24 - 未知のミクロ宇宙 (1979年4月24日) - 「驚くべき小宇宙のなぞ」
- 21~24話 - 『太陽系七つの秘宝』
- 25 - 渦巻く墓標 (1979年5月1日)
- 26 - 吼える大氷流 (1979年5月8日)
- 27 - 怪獣狩人(ビブルハンター)は語る (1979年5月15日)
- 28 - 幻の星、幻の文明 (1979年5月22日)
- 25~28話 - 『暗黒星大接近』
- 29 - 囚人船ハイジャックさる! (1979年5月29日)
- 30 - 銀河からの大脱走 (1979年6月5日)
- 31 - ゼロからの出発 (1979年6月12日)
- 32 - 星くずのスペースマン (1979年6月19日)
- 29~32話 - 『宇宙囚人船の反乱』
- 33 - キャプテンフューチャー募集! (1979年6月26日)
- 34 - 恐怖のスペース・ロケーション (1979年7月3日)
- 35 - 幻影の惑星 (1979年7月17日)
- 36 - 放たれた最終兵器(スーパーウエポン) (1979年7月31日)
- 33~36話 - 『魔法の月の血闘』
- 37 - 消えた宇宙船・彗星王の陰謀 (1979年8月7日)
- 38 - 彗星の支配者 (1979年8月14日)
- 39 - アルルスの正体 (1979年8月28日)
- 40 - 悪夢の世界・四次元 (1979年9月4日)
- 37~40話 - 『彗星王の陰謀』
- 41 - 不死密売シンジケート (1979年9月11日)
- 42 - 不死帝王の挑戦 (1979年9月25日)
- 43 - 生と死の幻影 (1979年10月9日)
- 44 - 永遠の都の決闘 (1979年10月23日)
- 41~44話 - 『脅威!不死密売団』
- 45 - よみがえれ伝説の英雄 (1979年10月30日)
- 46 - グラッグ奪回作戦 (1979年11月6日)
- 47 - ひとりぼっちの地獄刑 (1979年11月13日)
- 48 - 英雄カフールの謎 (1979年11月20日)
- 45~48話 - 『惑星タラスト救出せよ!』
- 49 - 宇宙遺跡の謎 (1979年11月27日)
- 50 - 半獣人の謎 (1979年12月4日)
- 51 - 死都の対決 (1979年12月11日)
- 52 - 光と闇の彼方へ (1979年12月18日)
- 49~52話 - 『人工進化の秘密!』
スペシャル版
- 華麗なる太陽系レース (1978年12月31日) - 「宇宙船が次々に消えるこの奇怪な事件の真相は?」
- SP版 - 『謎の宇宙船強奪団』
[編集] スタッフ
[編集] 主題歌
- 「夢の舟乗り」(OP)作詞:山川啓介、作・編曲:大野雄二
- 「ポプラ通りの家」(ED)作詞:山川啓介、作・編曲:大野雄二、歌:ピーカブー
- 「おいらは淋しいスペースマン」(華麗なる太陽系レースED)作詞:野田昌宏、作・編曲:大野雄二、歌:ヒデ夕樹
[編集] キャスト
- ナレーション:神太郎
- 予告ナレーション:野田圭一
- カシュー主席:神太郎
- 秘書アニー:中谷ゆみ
広川が好青年を格好良く演じている。『魔法の月の血闘』編では、広川のもう一つの特徴である「ひょうきんさ」が顕著に見られた。増山、緒方、野田の布陣は他の東映作品でもよく見られる (『一休さん』、『アローエンブレム グランプリの鷹』など)。神太郎は同時期放送の『大空港』『爆走!ドーベルマン刑事』(ともに刑事ドラマ)でもオープニングナレーションを担当していた。
[編集] その他
- 漫画家永井豪の短編に『キャプテンパースト』(未来(フューチャー)ではなく、過去(パースト))というパロディ作品がある。
- 特撮TV番組キャプテンウルトラはキャプテン・フューチャーの翻案なのではないか、と言われることがある。
- DVDは発売予定があったが、中止となった。
- なおヒデ夕樹の唄による「夢の舟乗り」は、以下の5種類ある。
[編集] 海外での放送
アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペインなど欧米地区において放送された。なおタイトルは、国により異なる。
NHK総合 火曜19:30枠 | ||
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未来少年コナン | ニルスのふしぎな旅 |