うみへび座
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うみへび座 (Hydra) | |
略符 | Hyd |
属格 | Hydrae |
英語での意味 | Lernaean Hydra |
赤経 | 10h30m (8h 〜 15h) |
赤緯 | -20° (-35° 〜 +7°) |
観測可能地域の緯度 | +54° 〜 -83° |
正中 | 4月 |
広さの順位 - 総面積 |
1位 1303 平方度 |
明るい星の数 視等級 < 3 |
2 |
最も明るい星 - 視等級 |
アルファルド (α Hydrae) 1.98 |
流星群 | うみへび座σ流星群 (σ Hydrids) |
隣接する星座 |
うみへび座(海蛇座、Hydra)は、星座の1つ。トレミーの48星座のうちの1つ。略符 Hyd、属格 Hydrae。
みずへび座と混同しないよう注意する必要がある。なおこの2つの星座は、ラテン語綴りもよく似ている。
目次 |
[編集] 天体
全天で1番大きな星座であるにもかかわらず、うみへび座で明るい星はアルファルド(Alphard、α Hya)しかない。また、この星座にはミラ型脈動変光星のうみへび座R星と電波源うみへび座Aがある。
[編集] 由来
勇者ヘラクレス(ヘルクレス座)の12の冒険のうちの1つがこの海蛇ヒュドラ退治であった。この海蛇は、切れば新しい首が生えてくるのでヘラクレスは困ったが、切ってすぐに切り口に火を当てて新しい首が生えないようにして殺した。星座では首は1つだが、伝説によれば首が9つあったとも、切るたびに新しい首が2つ出てくるともある。
[編集] 呼称
日本では、ヒドラ座と呼んだ時代がある。