Sex and the City
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Sex and the Cityは1998年~2004年にアメリカのケーブルテレビ局HBOが作成した連続ドラマ。
season1-season6までが制作されている。 全てDVDで発売中。 略称はSATC(エスエーティーシーあるいはサットシー)。
アメリカ、ニューヨークに住む30代の独身女性4人の日常生活をコミカルに描かれた作品。
その人気は社会現象にまでなり、放送終了後も世界中で幾度となく再放送されるなどして根強いファンを持つ。
かねてから噂されていた映画化が、撮影時期・公開時期共に未定ながら公式に決定された。
目次 |
[編集] 主な登場人物
- キャリー・ブラッドショー(サラ・ジェシカ・パーカー 声:永島由子)
- この物語の主人公+語り手。
- 現地の新聞(架空)【ニューヨークスター】紙に "SEX and the CITY" と言うコラムを連載するコラムニスト。
- コラムは自分の恋愛ネタから友人のSEXネタまで満載。
- ファッションと靴をこよなく愛する人。特にマノロ・ブラニクの靴に目が無い。
- 自称恋愛至上主義。
- シャーロット・ヨーク(クリスティン・デイヴィス 声:松谷彼哉)
- アート・ギャラリーのディーラー。純愛主義で、お嬢様。結婚願望が強い。
- カフェなどでのサマンサの過激な下ネタに激昂して、帰ってしまうことがよくある。
- Season3でトレイ・マクドゥーガルと結婚するが不妊症が原因で離婚。
- Season6でトレイとの離婚調停を行った弁護士、ハリーと再婚。
- ユダヤ人のハリーに合わせるためユダヤ教に改宗までした。
- 不妊症治療などで苦労した末に中国人の養子を迎えることになる。
- ミランダ・ホッブス(シンシア・ニクソン 声:渡辺美佐)
- 弁護士でキャリア・ウーマン。
- かなりの毒舌であり、常に男性と対等の関係を望んでいる。
- キャリーの良き相談相手で、彼女が行き詰まった時は電話で呼び出され、必ず駆けつけてきてくれる。
- 以前つきあっていたスティーブの子供を妊娠し、一度は中絶を考えたが不妊症に悩むシャーロットをみて出産を決断する。
- シングルマザーで息子ブレディを出産。のちにスティーブと結婚。
- PR会社の社長。
- 4人の中で一番セックスに積極的。あまりにキワどい話に、他の3人がついていけない事もある。
- 初めは歳をごまかしていたが、実は3人より少し年上。
- ワンナイトセックス主義だったが、セクシーなウェイターのスミスに軽い気持ちで近づいて以降、
- 彼の意外なほどのひたむきさに魅かれ、いつしか彼の存在が大きいものになっていく。
- Season6終盤で豊胸手術を受けようとして乳がんが発覚。
[編集] その他の主な登場人物
[編集] キャリーと関連する人物
- Mr.ビッグ(クリス・ノス 声:中田譲治)
- キャリーと不思議な縁があって、再会を繰り返す昔の男。
- 洗練されていて行動力もあるが、どこまで心を開いているのか分からない男性。
- エイダン・ショウ
- 誠実で献身的であり、働く女性にとって最も相性の良い理想の男性。
- 恋愛において古風な考えを持っており、キャリーがMr.ビッグと浮気したことにより破局。
- ジャック・バーガー(ロン・リヴィングストン)
- キャリーと同じくライターで、落ち込んでいた時に出逢ったこともあってすぐに意気投合。
- 頭の回転が早くユーモアのセンスもあるが、同業種ならではの問題が浮上したりで、互いの心に少しずつ距離が出来ていく。
- アレクサンドル・ペトロフスキー
- ロシア人のアーティスト。リッチでロマンチストであり、クラシックな趣味を好む。
- 交際を始めた当初からキャリーが彼に合わせる節が多く見られていた。
- キャリーをパリに同行させることに成功するが、自身の個展のことでナーバスになっており、結果的にキャリーを振り回す形になる。
- そこに現れたMr.ビッグがキャリーをN.Y.に連れ戻し、二人は半ば強引に破局を迎える。
- スタンフォード・ブラッチ
- ゲイの大親友で、タレントマネージャー。
- いたずらっぽいユーモアセンスと、恋愛に対する情熱を持ち合わせた、キャリーの良き相談相手。
[編集] シャーロットと関連する人物
- トレイ・マクドゥガル
- シャーロットの前に突然現われた、白馬に乗った王子様的な男性。
- トントン拍子に結婚まで話が進むが、結婚後に、子供をもつことに対して意見が違い、嫁姑問題など現実的な問題に直面。
- のちに離婚する。
- ハリー・ゴールデンブラット
- トレイとの離婚調停を担当した弁護士。
- ユダヤ教徒であり、シャーロットの好みとは正反対のルックスだが、熱烈にアプローチしてシャーロットを射止める。
[編集] ミランダと関連する人物
- スティーブ・ブレディ(デビッド・エイゲンバーグ 声:中尾隆聖)
- ミランダと付き合うバーテンダー。穏やかで楽観主義な一面が、よくミランダとの衝突を生む。
- 一度別れるが、睾丸癌になり同情したミランダとSEXをしてしまい、妊娠させてしまう。
- Season6でミランダと結婚。
[編集] サマンサと関連する人物
- リチャード・ライト
- サマンサが務めるめるPR会社の重要なクライアントであるホテル経営者。
- 出逢った当初は恋愛における価値観が合っているように思えたが、そのバランスは少しずつ崩れていく。
- スミス・ジェロット
- サマンサが狙っておとした、ワイルドでホットなウェイターで、本当の素顔は役者を志す劇団員。
- サマンサにとって、初めて現れたワンナイトラブ主義を覆す魅力を持った人物で、
- 公私ともにサマンサとタッグを組み、一躍スターへの階段を駆け上っていく。