S-VHS-C
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S-VHS-C(Super-VHS-Compact) は、VHS-CのS-VHS版。通常のフルカセットと同じく、SP(標準)モードまたはEP(3倍)モードを選んで撮影が可能である。Cカセットは主に、S-VHSビデオカメラで使用されてきた。
Hi8規格よりも先に市場へ登場し、その画質の良さには定評があったが、8ミリビデオ規格に比べ小型化が難しく、最大でも標準モードで40分、3倍モードで120分しか録画できないことなどがネックになり、結果として8ミリビデオの後塵を拝した。
現在ではカメラ一体型VTRの規格が、DVやDVD、HDDやメモリーなど、パソコンとの親和性が高いデジタル規格になり、あまり使用されなくなってきている。
今後は映像資産の継承が問題になると思われるが、カセットアダプターさえあればS-VHSデッキで再生でき、8ミリビデオとは比べ物にならないほど、対応ハードウェアは数多く存在する。
現在、カセットアダプターは日本ビクターと松下電器産業から発売されており、店頭に在庫がなくとも取り寄せることができる。2006年現在、日本ビクターからは、「C-P8」という型番で、また、松下電器産業からは、「VW-TCA7」という型番でそれぞれ発売されている。