PUSHED RICE
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PUSHED RICE | ||
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米米CLUB の アルバム | ||
リリース | 1997年3月1日 | |
録音 | - | |
ジャンル | J-POP | |
時間 | 62分27秒 | |
レーベル | Sony Records | |
プロデュース | 石井竜也 金子隆博 米米CLUB |
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チャート順位 | ||
最高順位2位 |
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売上枚数 | ||
累計売上28.1万枚(オリコン) |
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米米CLUB 年表 | ||
H2O (1996年) |
PUSHED RICE (1997年) |
HARVEST~SINGLES 1985-1992 1992-1997 (1997年) |
PUSHED RICE(プッシュト ライス)は米米CLUBの13thアルバム。1997年3月1日リリース。発売元はSony Records(現ソニー・ミュージックレコーズ)。現在の所米米CLUBの実質的なラストアルバムとなっている作品である。
[編集] 解説
本作発表の前年(1996年)11月に解散の発表があり、米米CLUBのオリジナルアルバムとしては最後の作品となった(2006年の再結成でアルバムリリース予定)。タイトルの『PUSHED RICE』は「押された米=押米=おしまい」と読ませ、ラストアルバムまで米米らしくしゃれっ気を見せた。
レコーディングメンバーは当時のメンバーとして表記されている17人に加え、ラストアルバムという事で1995年4月に脱退したギターのジョプリン得能(得能律郎)、ドラムのRYO-J(坂口良治)も参加した。また、最後だからということか、あるいは権利面をはっきりさせる必要があったのか、作詞・作曲のクレジットも個人名が表記され、これまで「手紙」など極僅かの例外を除いて全曲について作詞・作曲:米米CLUBとクレジットしていた姿勢を変化させた。
前作『H2O』は全体的にポップで「大人の雰囲気」を感じさせたが、楽曲面ではファンに不評だった。今作はパワーに溢れた楽曲が多く、前作には収録されなかったジェームス小野田(小野田安秀)のボーカル曲も収録され、前作の流れを継ぐ大人の曲もあり、バラエティに富んだ内容になっており、これを聞いたファンからは「まだやれそうなのに何故解散してしまうのか」という声も出た。米米CLUBはこのアルバム発売の4日後、3月5日に東京ドームでラストコンサート「THE LAST SYMPOSIUM」を開催、2日目の3月6日公演を以って解散した。
初回限定版は紙製パッケージと別冊32ページのCDケースサイズの写真集。
[編集] 楽曲
- SARACENIAN BEAT
(作曲:石井竜也/米米CLUB 編曲:米米CLUB) - FOXY -危険な恋-
(作詞・作曲:石井竜也 編曲:勝又隆一)
このアルバム中でも人気の作品で、解散コンサート「THE LAST SYMPOSIUM」ではアルバム曲の中から唯一披露された。 - Special Love
(作詞・作曲:石井竜也 編曲:勝又隆一/米米CLUB)
24thシングル。シングルとはアレンジがまったくの別物となっている。 - MOMENT
(作詞・作曲:石井竜也 編曲:勝又隆一/金子隆博) - せつない気持ち
(作詞・作曲:石井竜也 編曲:勝又隆一/米米CLUB) - ROPPONGI-雨
(作詞:石井竜也 作曲:石井竜也/林部直樹 編曲:林部直樹) - STELLA
(作詞・作曲:石井竜也 編曲:得能律郎/坂口良治/金子隆博) - GUTS SHAKER
(作詞・作曲:石井竜也 編曲:勝又隆一/米米CLUB) - HARMONY
(作詞・作曲:石井竜也 編曲:勝又隆一) - MONGOLOID
(作詞: 作曲:米米CLUB 編曲:) - RICE DREAMER
(作詞:小野田安秀 作曲:米米CLUB 編曲:佐土井照仁) - ひとりの朝 ふたりの夜
(作詞:石井竜也 作曲:金子隆博 編曲:得能律郎/坂口良治/金子隆博) - Runaway Faraway
(作詞・作曲:石井竜也 編曲:勝又隆一/米米CLUB)
「Special Love」c/w。 - 迷路 '97
(作詞・作曲:石井竜也 編曲:得能律郎/坂口良治/金子隆博)
前作: |
次作: |