Master of Epic -The ResonanceAge Universe-
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Master of Epic -The ResonanceAge Universe-(マスター・オブ・エピック -ザ・レソナンスエイジ・ユニバース-)は、ハドソンが開発・運営しているオンラインゲームでMMORPGに分類される。2005年4月1日から正式スタートした。
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[編集] 概要
2004年10月28日から2005年3月31日のオープンβテスト期間を経て、2005年4月1日からハドソンによって正式運用開始。同年12月31日までは月額課金を行っていた。2006年1月1日よりゴンゾロッソオンラインに運営が移譲され、正式アイテム課金サービスが開始された同年5月16日まではゴンゾロッソオンラインへの移行準備期間として基本プレイ料金は無料化された。2006年5月16日より基本プレイ料金は無料のアイテム課金制となる。
しかし、運営移譲直後の2006年2月17日~20日、ゴンゾロッソオンラインにより1373人分の顧客個人情報がFTPサーバー上にて誰にでも閲覧できる状態にあった事が発覚。顧客情報の流出も確認されている。
なお、Master of Epicはその前身であるResonanceAgeを元に作られており、今でもサーバー内のその節々でその名残をみることができる。ResonanceAgeαテスト時はレベル制を採用していたが、クラスとスキル制を組み合わせたシップブレンドを採用したResonanceAgeβテストを経て、現在の完全スキル制へと移行した。
アニメ化も決定されており、2007年1月7日から放送が開始される。
[編集] 特徴
- 5つの時代
- ゲームの舞台となるダイアロス島には5つの時代 (Chaos Age, Ancient Age, Present Age, War Age, Future Age) があり、それぞれの時代ごとにゲームの目的が大きく異なる。
- Chaos Age(神々の時代) - 45億年前の世界が形成される以前の混沌とした時代。神獣と呼ばれる強大な敵に立ち向かう。
- Ancient Age(超古代文明の時代) - 13,000年前の超古代文明が栄えていた時代。未実装。
- Present Age(現代) - 冒険の主な舞台となる時代。
- War Age(戦乱の時代)- 10年後、秘石ノア・ストーンをめぐる戦争が勃発した時代。対人戦が行われる。
- Future Age(魔王の時代) - 3000年後、破壊神が復活し生物が全滅した世界。一部未実装。
- 生産システム
- 一般的なMMORPGとは異なり、生産にもアクション性を取り入れている。
- また武器や防具、アイテムなどに耐久値が設定されており(一部例外もあり)一定回数以上使用すると壊れるようになっているため、一部例外を除き永続的に使えるというものがないため、アイテムがプレイヤー間で循環するようなシステムなっている。
- スキル制
- 一般的なMMORPGまたドラゴンクエストシリーズやファイナルファンタジーシリーズなどにおける多くのオフラインRPGで用いられてる戦闘を行うことで経験値を溜めそして成長していくレベル制とは違い、本作品ではウルティマオンラインなどに採用されている個々に設定されている行動により成長していくシステムであるスキル制が導入されている。
- そのことによりレベル制などでは主に戦闘などの行為でしか経験値を積む事ができないのに対し、スキル制においてはその行動ごとに成長要素が発生するため、比較的LV制よりも自由な行動が可能である。しかし、全体におけるスキルの上限値が決まっていることもあり、万能なキャラクターを作成することは不可能である。だが、上限値を超えても他のスキルを下げることにより、育てたいスキルを上昇させることは可能でありそのことによりキャラクターを消去せずに能力値を変更するなどのことができる。
- ゲームマスター(GM)
- このゲームでは、3種類のGMを配置している。監視や不正行為者の処罰を主業務とする「Inspector(インスペクター)」、サポートを主業務とする「Saver(セイヴァー)」、イベントの運営を主業務とする「Amuse(アミューズ)」である。
- アミューズはトラブル対応を行う通常のGMと異なり、積極的にプレイヤーの前に姿を現しプレイヤーとのコミュニケーションをとりながらミニイベントを行っている。アミューズの登場はゲリラ的に行われ、アミューズに遭遇することも一つの楽しみとなっている。
- しかし2006年早々、トラブル申告などのGMコールを廃止するなど、ゴンゾロッソの運営に疑問が付きまとう。
- また、ゴンゾロッソによる運営に移行してから、しばらくの間はアミューズGMの出現も無くなり、それによる突発的なイベントも無くなっていたかに思われていたが、ハドソン体制時より頻度は減ってはいるものの、2006年4月ごろからAmuseと同系のeventGMの出現が確認されている(AGMはハドソン、EGMはGRO)。
- 操作系
- このゲームにおける操作系は、自動戦闘を主体とした一般的なMMORPGよりもFPSに近く、キーコンフィグのカスタマイズの幅も広い。
- またほぼ全ての行動に待機時間が存在することにより、相手の行動を見た後にそれに対峙した対応をすることも可能となっている。
- (例:盾は装備するだけで防御力が上がるという装備ではなく単独のスキルとして存在しており、そのスキルをタイミングよく発動することで敵から受けるダメージを劇的に減少させることなどができたりする。)
- だがそのことにより他のMMORPGよりも操作が難しくなってしまい、初心者がとっつきにくい点にもなってしまっている。
[編集] ゲームシステム
[編集] 料金体系
冒頭で前述したように、開始当初の2005年4月1日から同年12月31日までは月額課金を行っていたが、2006年1月1日よりゴンゾロッソオンラインが運営に加わってからは同年5月16日に基本的なプレイ料金においては無料のアイテム課金制へと移行している。
[編集] サーバ構成
以下の3つのサーバが存在する。
- DIAMOND
- PEARL
- EMERALD
[編集] 冒険の舞台
冒険の舞台となるダイアロス島に流れ着くところから冒険は始まる。ダイアロス島は周囲を巨大な竜巻に囲まれ、何人たりとも外界へと出ることのできない辺境の島であり、ここが冒険の舞台となる。ちなみに、キャラクターが流れ着いた際には死んでいる状態であり、モラ族の秘術によって時代の流れを変えるために生き返ることとなる。
ダイアロス島にはビスク (Bisque)、エルガディン王国 (Elgadin Kingdom)、マブ教 (Mabs Order) の3つの勢力が存在し、ノア・ストーンと呼ばれる秘石をめぐって対立している。
[編集] キャラクター
プレイヤーはニューター、コグニート、エルモニー、パンデモス4種族2性別から選択可能。性別に能力差はないが、女性専用装備が存在し、男性専用装備がごく少数しか存在しないため、女性の方が装備選択の幅が広い。種族によって基本ステータスがことなる。
- ニューター
- いわゆるヒューマン型のキャラクター。能力は可もなく不可もなく標準的な設定。
- コグニート
- いわゆるエルフ型のキャラクター。体力的に劣るが魔法特性が高めに設定。
- エルモニー
- いわゆるホビット型のキャラクター。非力だが運動特性が高めに設定。
- パンデモス
- いわゆる巨人型のキャラクター。運動特性、魔法特性が低めだが怪力に設定。
だが種族による能力の差は他のゲームほど顕著な差が現れるものではなく、またそれぞれのスキル値を上げる事により能力をある程度補うことも可能であるため、基本的にどの種族を選んでもゲームが成り立つようにできている。
なお、キャラクターデザインは渡辺とおるが手がけている。
[編集] アニメ版
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Master of Epic -The Animation Age-のタイトルで、2007年1月7日よりテレビ東京系列にて放送開始。
[編集] 外部リンク
- Master of Epic -The ResonanceAge Universe- Official WebSite
- Master of Epic -The Animation Age- 公式サイト
テレビ東京系 日曜26:00枠 | ||
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