LORAN
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
LORAN(ロラン、LOng-RAnge Navigation)は船舶・航空機が洋上などで電波を用いて位置を知るための手法である。用いる電波によって、LORAN-A(中波を使用)、LORAN-C(長波を使用、広範囲)などに分類される。LORAN-Cの精度は30~300mほどである。
[編集] 原理
2点からの差が一定な点は双曲線を描く。電波の着信時間差を用いて二つの基地局との距離の差を求めれば、地図上で双曲線を描くことができ、この線上に自機がいることになる。別の二組の基地局を用いて同様に双曲線を描くことで、二つの線の交点が自機の位置となる。