L-410 (航空機)

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L-410は、チェコスロヴァキア時代にLET社が開発したターボプロップ双発旅客機である。

[編集] 概略

LETは、ソ連を除く東欧諸国では随一の航空機メーカーであり、地方の旅客や貨物運搬用、航法訓練用など多目的に投入するために開発されたもので1969年4月16日に初号機が初飛行に成功した。

最初の量産型であるL-410Aが航空会社に就航したのは1971年であったが、ソ連などのほかの東欧諸国でもレシプロ複葉機であるAn-2の更新用として多数が導入された。また派生型も多く作られており、1990年代には改良型のLET L-420がアメリカ合衆国に輸出された。

[編集] 派生型

• L-410A:
• L-410AB:
• L-410AF:
• L-410AG:
• L-410M:
• L-410MA:
• L-410UVP:
• L-410UVP-S:
• L-410T:
• L-410UVP-E:

[編集] スペック（代表的なもの）

• 全長:14,43 m
• 全幅: 19,98 m
• 高さ: 5,83 m
• 翼面積: 35,18 m²
• エンジン:　Watler M601Eレシプロ双発 559 kW
• 機体重量: 3985 kg
• 最大離陸重量: 6400 kg
• 最大速度: 311 km/h
• 最大実用上昇高度: 7000 m
• 航続距離: 550 km
• 操縦乗員: 2 名
• 乗客: 19 名