黒色綺譚カナリア派
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黒色綺譚カナリア派(コクショクキタン カナリアハ)は、日本の劇団。
主宰・赤澤ムックが2003年に結成。関東圏内を中心に「理性では拒めぬ人間本来の醜さ 」を根底から肯定し、凶暴までに美しく繊細に紡ぎあげる新進気鋭サイケ新派。
どこか昭和の雰囲気を感じさせながらこの劇団にしかないオリジナリティ溢れる高いドラマ性で観る客をぐいぐいとその世界に引き込んでゆく。
赤澤ムックはモデル業をしながら女優・脚本・演出と多彩な才能を見せ、山下はタップダンス、藤井・吉川は新劇系劇団やプロデュース公演への出演、斉藤は映画と役者各々が様々な活動を展開中。
2005年9月には9/9発売の演劇ぶっく117号に【次世代劇団丸わかりコレミテ!】のvo.9として紹介され、2005年2月の第五回公演 「眼だらめ~宵越しに戸を叩くは物の怪」はSKY PerfecTV!での舞台中継も予定されており活躍の場を広げている。また、11/9発売の演劇ぶっく118号の【CLOSE UP】では次世代の注目演出家兼作家として赤澤ムックが紹介された。さらに注目の劇団としてシアターガイドにも特集を組まれ、既に数回演劇ぶっくでも紹介されているとか。
現在2006年7月26日よりテアトルプラトーにて実際の公演の動画が配信中。
http://streaming.yahoo.co.jp/c/t/00104/v00230/v0023000000000274331/
↑第5回公演「眼だらめ」↑
目次 |
[編集] 所属俳優
- 山下恵
- 藤井としもり
- 斎藤けあき
- 吉川博史
- 赤澤ムック(劇団主宰)
[編集] 公演
- 2003年5月 第一回公演 「月光蟲~キイ子受胎劇~」
- 2004年1月 第二回公演 「少女灯~トドメ懐古趣味~」
- 2004年9月 第参回公演 「犬華~枯れぬ少年期~」
- 2005年6月 第四回公演 「野悶氾~泣いた雀は紅ダルマ~」
- 2006年2月 第五回公演 「眼だらめ」
- 2006年6月~7月 第六回公演 「少女灯~改訂版トドメ懐古趣味~」
[編集] 次回公演予定
第六回公演 『 少女灯~改訂版 トドメ懐古趣味~ 』
■日時 2006年6月29日(木)~7月3日(月)迄
■劇場 ザムザ阿佐谷 (JR阿佐ヶ谷駅、北口より徒歩3分。ラピュタビル地下)
■作・演出 赤澤ムック
■出演 伊藤美穂(動物電気) オレノグラフィティ(劇団鹿殺し)
牛水里美 足立雲平 吉冨亜希子 木戸雅美 中里順子 芝原弘 <黒色綺譚カナリア派> 吉川博史 斎藤けあき 山下恵 藤井としもり
■料金 前売り3000円・当日券3200円
■前売り 発売中~指定日前日迄の連絡が有効(完売の日を除きます)
■お問い合わせ
黒色綺譚カナリア派web http://www.kokusyoku.com
メールアドレス info@kokusyoku.com