麻布十番納涼祭り
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麻布十番納涼祭り(あざぶじゅうばんのうりょうまつり、AZABU JUBAN SUMMER NIGHT FESTIVAL)とは、毎年8月中旬の3日間(金・土・日)、東京都港区の麻布十番商店街を中心に開催されている納涼祭りである。この3日間は、閑静な麻布十番商店街が雑多騒然となる。
大江戸線開通や六本木ヒルズオープンの煽りを受け、遠方からの人々も爆発的に増え、もはや納涼とは程遠い混雑ぶりとなってきた。昔は地元住民中心の祭りであったが、このような状態により地元民離れが進んでいる。
また、毎年大勢のボランティアがゴミ分別・収集などを行っている。汚され放題の祭りではあるが、祭り後には普段通りの衛生さを取り戻している。彼等の努力は賞賛に値する。
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[編集] 十番大通り
麻布十番商店街のある十番大通りには、数多くの出店が建ち並び、六本木方面では恒例の骨董市、更に六本木方面には2005年度より「おらがくに自慢」と称し、全国の自慢の名産品を目や口にすることができる一角ができた。
[編集] 一の橋公園
一の橋公園では、国際バザールと称し各国大使館協力の下、数多くの出店が並ぶ。
[編集] パティオ
パティオでは岐阜県飛騨市から自然の雪が運送され、毎年様々な形で納涼を演出される(2005年度は飛騨に雪が積もらなかったため中止)。それ以後、飛騨市のブースは「おらがくに自慢」に統合され、2005年度よりパティオは様々なショーやパフォーマンスをする舞台となった。
[編集] 網代公園
網代公園では名物のお化け屋敷(2004年度まで)、盆踊り(2005年度よりこちらに移動)が行われる。
[編集] 十番稲荷神社
十番稲荷神社では十番ばやしが毎年行われている。