鳥人大系
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『鳥人大系』(ちょうじんたいけい)は、1971年3月から1975年2月に『SFマガジン』(早川書房)において連載された手塚治虫の漫画。
[編集] 概要
成人漫画のひとつだが、SFやサスペンス・ホラーのテイストが色濃く、さらには現代文明に対する作者の一貫した批判精神もいちじるしい。1960年代の成人漫画とは異なり、『人間昆虫記』『きりひと讃歌』『奇子』『MW』などと同じく、手塚流劇画のタッチが貫かれている。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] ストーリー
世界中のあちこちで鳥類が高い知能を持ち始め、万物の霊長たる人類の地位を脅かし始める。そしてついに彼らは人類を追い落として新たなる地球の支配者となった。実は高度な科学技術を持つ異星人たちの中に「今の地球人は歪んだ存在、地球を支配する生き物は鳥類から進化すべき」と主張する政治家がいて、その計画が実行に移されていたのである。鳥類はやがて鳥人となり、人類は彼らの家畜となって次第に姿を消していった。だが文明を築き上げた鳥人たちはかつての人類と同様に迷信や偏見や物欲に囚われ、羽の色や模様で差別し、戦争や環境破壊を起こすようになる……。
本作品は、以上のような物語を背景にして各時代のエピソードを描く連作短編である。
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