高橋陽一
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高橋陽一(たかはし よういち、1960年7月28日 - )は漫画家。
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[編集] 概要
東京都葛飾区生まれ。東京都立南葛飾高等学校卒。
1980年、週刊少年ジャンプ誌に読み切り作品「キャプテン翼」でデビュー。翌年、同作で連載開始。1983年のアニメ化により、当時日本ではマイナースポーツだったサッカーが爆発的に普及した。彼自身はサッカーをほとんど知らず、そのため「キャプテン翼」では実際のサッカーのルールを完全無視した設定が多々見られる。
現在のプロサッカー選手には国内外問わず、当時キャプテン翼に影響された少年たちも多く、キャプテン翼がなければ現在の日本サッカーシーンはなかったとまで言われる。このことは、大空翼と同じMFの選手がJリーガーに多いことからわかる。また80年代には、三杉淳が武蔵FCで用いたオフサイドトラップが全国の小学校や中学校を中心に流行した。
サッカー以外にも様々なスポーツを題材とした漫画を書いているが、「キャプテン翼」関連以外では目立ったヒットはない。
『キャプテン翼』の最初のアニメ化で翼役を演じた小粥よう子(現・日比野朱里)と結婚した。
スフィアリーグに参加する芸能人女子フットサルチーム、南葛YJシューターズの監督も務める。また、『Road to 2002』では翼がFCバルセロナで入団し活躍する(これは、連載前に高橋自身がバルセロナに行き、深く感銘を受けたことによって「翼はバルセロナに入れよう」と決めたのである)。これによって日本でのFCバルセロナ人気が高まり、日本人のスペインリーグへ関心が高まったことやFCバルセロナファンが増大した。このため2004年2月16日には高橋はFCバルセロナの会長から直々に招待され、VIP席で試合を観戦したこともある。また、FCバルセロナのライバルであるレアル・マドリードの会長からは「なぜツバサをうちのチームに入れてくれなかったんだ」というコメントをもらっている。
現在、週刊ヤングジャンプにて五輪代表をテーマにした「キャプテン翼 -GOLDEN 23-」を執筆中。2006年には漫画家として、異例のCM出演に留まらず、翼君との共演を果たした。
[編集] 作品リスト
[編集] 長編
- キャプテン翼(1981年 - 1988年)種目:サッカー
- 翔の伝説(1988年 - 1989年)種目:テニス
- エース!(1990年 - 1991年)種目:野球
- CHIBI-チビ-(1992年 - 1993年)種目:ボクシング
- キャプテン翼 ワールドユース編(1994年 - 1997年)種目:サッカー
- -蹴球伝-フィールドの狼 FW陣!(1999年)種目:サッカー
- ハングリーハート WILD STRIKER(2002年 - 2004年)種目:サッカー
- キャプテン翼 -ROAD TO 2002-(2001年 - 2004年)種目:サッカー
- キャプテン翼 -GOLDEN 23-(2005年 - )種目:サッカー
[編集] 短編
- 100Mジャンパー 種目:スキージャンプ
- キャプテン翼関連作品
- キャプテン翼(読切版、短編集「100Mジャンパー」に収録)
- ボクは岬太郎
- キャプテン翼 オランダユース編
- キャプテン翼短編集 DREAM FIELD
[編集] アシスタント
[編集] CM
- TOYOTA「トビラを開けよう」キャンペーン(2006年)
南葛YJシューターズ 監督:高橋陽一 |