高岡関野神社
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高岡関野神社 | |
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所在地 | 富山県高岡市末広町9-56 |
位置 | -- |
主祭神 | 天照皇大神 国常立尊 伊弉冉尊 稲荷大神 菅原道真公 前田利長卿 |
社格等 | 式内社(小)・県社 |
創建 | -- |
本殿の様式 | -- |
例祭 | 5月1日(高岡御車山祭) |
主な神事 | -- |
高岡関野神社(たかおかせきのじんじゃ)は、富山県高岡市にある神社である。単に関野神社とも呼ばれる。旧社格は県社。別名高の宮(たかのみや)。
天照皇大神、国常立尊、伊弉冉尊、稲荷大神、菅原道真、前田利長を祀る。
[編集] 歴史
高岡関野神社は、江戸時代までは神明宮(加久彌神社)・熊野社(関野神社)・稲荷社(高岡神社)の3社で、あわせて関野三社と呼ばれていた。
加久彌神社(かくみじんじゃ)は、関野郷上関村(現 高岡市上関)にあった式内小社であったとされる。ただし、式内・加久彌神社の論社は現在の氷見市神代にもあり、当社が「加久彌」の扁額を掲げようとした所、氷見の加久彌神社の氏子がおしかけてその扁額を使わせないようにしたという話が伝わっている。
関野神社は、慶長9年(1604年)、射水郡水戸田(現 射水市水戸田)の熊野神社より分霊して熊野宮と称したのに始まる。
高岡神社は慶長15年(1610年)、前田利長が高岡城を築城する際に稲荷大神を勧請して城の鎮守としたのに始まる。加賀藩主前田家の崇敬を受け、明治時代には前田利長の霊が合祀された。
文化3年(1806年)、関野神社(熊野社)・高岡神社(稲荷社)・加久彌神社(神明宮)が現在地に遷座し、同一の境内で祀られるようになった。明治に入り、加久彌神社は関野神社に合祀され、郷社に列した。高岡神社は県社となった。大正8年(1919年)、関野神社に高岡神社を合祀し、県社高岡関野神社となった。
[編集] 祭礼
5月1日の例祭は「高岡御車山祭(たかおかみくるまやままつり)」と呼ばれ、「御車山」と呼ばれる7基の曳山が高岡の市街地を廻る。「高岡御車山」が1960年6月9日に国の重要有形民俗文化財に、「高岡御車山祭の御車山行事」は1979年2月3日、重要無形民俗文化財に指定された。