駆逐艦 (宇宙戦艦ヤマト)

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駆逐艦（くちくかん）は、SFアニメ『宇宙戦艦ヤマト』シリーズに登場する量産型宇宙戦闘艦である。

[編集] 地球防衛軍

[編集] 駆逐艦（さらば、ヤマト2）

駆逐艦は地球防衛軍随一のスピードを誇る宇宙戦闘艦で、強力な雷装を持ち、その高速で敵艦隊に肉薄し雷撃を行うという、ガミラス戦役当時のミサイル駆逐艦と同様の性格を持つ。兵装は他に連装ショックカノンを上甲板に1基、下甲板に1基を装備する。「イスカンダルへの追憶」のデーターでは、副兵装は前期型が艦首魚雷と平行発射ミサイルを、後期生産型甲型が対空機銃、艦首魚雷と平行発射ミサイルを、後期生産型乙型が上方迎撃ミサイルと下方迎撃ミサイル、後期生産型丙型が対空機銃、艦首魚雷を装備している。推定全長112ｍ、異説として全長149.3ｍ、全幅14ｍ、自重6000ｔ。

[編集] 駆逐艦（完結編）

駆逐艦は地球防衛軍の駆逐艦で、防空型として連装ショックカノン1基、対空用パルスレーザー砲塔1基、魚雷（宇宙）発射管4基を装備している。冥王星会戦では8隻が参加したが、ハイパー放射ミサイルにやられたり、ヤマトの盾になったりして7隻が沈没。最後に残った冬月は一時、ヤマトと別行動し、自沈前にヤマトの乗組員を回収した。

[編集] ガミラスおよびガルマン・ガミラス帝国

ガミラスの駆逐艦については、詳細は駆逐型デストロイヤー艦を参照。

ガミラス艦隊を構成する主力小型宇宙艦。駆逐型デストロイヤー艦、ミサイル駆逐艦、高速巡洋形クルーザー（巡洋艦か？）などの派生種がある。

ガルマン・ガミラス帝国の宇宙駆逐艦については、ガミラス艦とのデザイン上の共通点は無い。武装としては、白色彗星に見られた回転型エネルギービーム砲等を2基、艦首に高圧直撃砲を格納している。

[編集] 白色彗星帝国

白色彗星帝国の駆逐艦は、全長132ｍ、全幅59.4ｍ、自重4800ｔの小型宇宙戦闘艦。駆逐艦とは言うものの、実際は全身ハリネズミのようにビームカノンを装備した、接近戦では戦艦クラスと大差のない火力を持つ近距離強襲突撃艦。「さらば宇宙戦艦ヤマト」では、ズォーダー大帝からデスラーに対して供与された。デスラーは瞬間物質移送機を使ったデスラー戦法で駆逐艦をヤマトの至近距離にワープさせ、ヒット・アンド・ウェイ戦法でヤマトの全砲門を沈黙させた。復讐に燃えるデスラーはヤマト撃滅を確かなものとするため、駆逐艦隊にヤマトを包囲させ、この艦隊もろともデスラー砲により葬ろうとしたが、ヤマトは小ワープでこれを辛くも逃れた。「さらば」では、バルゼー提督率いる第七（第六とも）遊動機動艦隊の前衛艦隊を構成し、地球攻略に向かうが、地球防衛軍・連合宇宙艦隊の拡散波動砲による攻撃で全滅している。「宇宙戦艦ヤマト2」でも、バルゼー提督のシリウス・プロキオン方面軍、ナスカ提督の前衛強行軍事偵察艦隊に所属し活躍した。