出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
馬場家住宅は長野県松本市内田にある旧家。
江戸時代末期の長野県西南部を代表する民家建築として、平成8年に国の重要文化財に指定された。
[編集] 歴史
- 屋号は古屋敷と呼ばれ、西面を、左右に長屋を持つ表門、及び塀に、北面・東 面を土塁で囲まれ、屋敷地中央に主家が建ち、周囲に中門、文庫蔵、奥蔵、隠居屋、茶室、旧馬屋などの建築物が配置されている。
- 現在では第16代当主馬場太郎氏により敷地と建物の約半分は松本市に寄贈され、主屋と文庫蔵、門長屋、旧馬屋は一般に公開されている。
[編集] 文化財
- 国指定重要文化財
- 主屋 (嘉永4年) 長野県西南部に分布する本棟造
- 表門 (安政6年)
- 中門 (安政6年)
- 文庫蔵(弘化2年)
- 隠居屋(元治元年)
- 奥蔵 (元治元年)
- 土地
- 松本市指定重要文化財