雪だるま
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雪だるま(ゆきだるま)とは、雪でだるまのような形にかたどったものである。雪の降る地方でよく作られ冬の風物詩となっている。
典型的なものとしては、目として炭団を入れ、腕として小枝を挿し、帽子としてバケツをかぶせる。日本では雪の球二つを頭部と胴体に見立てて作るのが普通であるが、欧米では三つの球を使う例が多い。
英語ではスノーマン(Snowman)と呼ばれる。
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[編集] 雪だるまの作り方
一般的な雪だるまの作り方は、まず手のひらで雪球を作り、その雪球を固まっていない雪の上でコロコロと転がす。まんべんなく雪が付くように転がすと、どんどん雪球は大きくなるので程よい大きさの雪球を二つ作り、それを上下に重ねて上記のように飾ると完成となる。
さらさらした雪ではなく、多少水分を含んだ雪が適している。冬の風物詩として雪国の子供達に親しまれる雪だるま作りだが、近年では交通事故にあう心配の無い安全な場所で行う必要がある。
雪だるま作りの様子から、どんどん事柄などが大きく膨らむ状態を雪だるま式という。
[編集] 雪だるまをテーマにした作品
[編集] 絵本
- 『ゆきだるま The Snowman』(レイモンド・ブリッグス作)
[編集] 映画
- 『スノーマン』(1982年、アニメ映画)