阪急電鉄正雀工場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
正雀工場(しょうじゃくこうじょう)は、大阪府摂津市にある阪急電鉄の車庫と工場。所在地は「摂津市阪急正雀」と、阪急の社名が付く唯一の地名であり、国土地理院発行の地形図にも記載されている。阪急京都本線正雀駅の北側一帯に広がる。
1968年に西宮工場と旧正雀工場を統合して完成した。 完成当時は東洋一とも呼ばれた工場であった。
2002年には兵庫県尼崎市にあったアルナ工機の清算・分割によってできたアルナ車両の工場も正雀工場内にできた。 なお、工場内の業務の大部分は、子会社であるグローバルテックに委託されており、ISO14001も取得している。
現在、年2回、春と秋に家族連れを対象にした阪急レールウェイフェスティバルが開催されている。 また、阪急電鉄の全路線と能勢電鉄の車両の検査・修理を行っている。阪急電鉄の全車と大阪市営地下鉄堺筋線の新車搬入もここで行われる。
カテゴリ: 阪急電鉄 | 車両基地 | 日本の鉄道工場 | 鉄道関連のスタブ項目