関西フィルハーモニー管弦楽団
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関西フィルハーモニー管弦楽団(かんさい - かんげんがくだん、Kansai Philharmonic Orchestra)は1970年に発足し、プロのオーケストラとして関西に存在するオーケストラの一つ。2003年10月から特定非営利活動法人として活動している。通称は「関フィル」といい、事務所を大阪弁天町のオーク二番街ハープ館7階にかまえている(6階は練習場でオークホールと名付けられている)。この楽団のほとんどの団員は関西圏の芸大または音大を卒業している。
初代常任指揮者の宇宿允人を初め、小松一彦、黒岩英臣、ウリ・マイヤーが就任。また小松一彦は名誉指揮者。そして2000年に正指揮者に藤岡幸夫が就任。2001年には常任指揮者に飯守泰次郎が就任した。
2000年から2002年にかけて飯守泰次郎の指揮でベートーヴェンの交響曲・協奏曲全曲の演奏会が行われた。また藤岡幸夫の指揮で吉松隆の交響曲第4番、チェロ協奏曲 「ケンタウルス・ユニット」、ソプラノ・サクソフォーン協奏曲 「アルビレオ・モード」の世界初演(ただし交響曲第4番はイギリスでのCD録音が先だったので公開初演)を行っている。関西出身の作曲家大澤壽人、貴志康一もとりあげられる。
ザ・シンフォニーホールで年9回程度の定期演奏会、いずみホールでの演奏会シリーズ以外に、本拠の大阪市から離れた兵庫県下、滋賀県下など関西の町村での出前演奏会の数が多いのも特徴である。
[編集] 来歴
発足当時の名称はヴィエール室内合奏団。1975年にヴィエールフィルハーモニックと改称、1982年に現在の名称となる。