長尾駅 (大阪府)
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長尾駅(ながおえき)は、大阪府枚方市長尾元町五丁目にある西日本旅客鉄道(JR西日本)片町線(学研都市線)の駅である。
1989年3月11日に木津~長尾間が電化される前は、この駅を境に電化区間と非電化区間に分かれており、当駅から木津駅方面へは、キハ35系などの気動車が走行していた。この名残から当駅が電車特定区間の境界駅となっている。
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[編集] 駅構造
島式1面2線ホームを持つ地上駅。駅舎とは地下通路で結ばれている。
- のりば
- ■ 松井山手・木津方面(京橋方面行きの初発もこのホームから発車)
- ■ 四条畷・京橋方面
[編集] 駅周辺
- 菅原小学校
- 正俊寺
- 菅原神社
- 長尾霊苑
- 船橋川
- 大池
[編集] 歴史
開業当初は対面式2面2線で駅舎は上りホーム側にあり、下りホームへはホーム中央の構内踏切を渡る構造になっていた。そのため列車停車中は通行できず不便であった。1950年この駅まで電化されたときに構内踏切をホームの東端に移し、上りホームを折り返し電車に、下りホームを折り返し気動車に使うようになった。
その後1979年の四條畷・長尾間複線化の折に現在の駅舎・ホームに改装が行われた。その当時は現存するホーム2面は片町方面専用で、駅本屋側に木津方面の短いホームが別にあり、これが1番線だった。1989年の全線電化時にこの1番線の使用が停止されて現在の姿となった。