銀河共和国
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銀河共和国(ぎんがきょうわこく、Galactic Republic)とは、『スター・ウォーズ』シリーズに登場する架空の銀河規模の共同国家体。画像など
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[編集] 概要
銀河共和国は各惑星、各種族、各企業等から派遣された議員の中から選ばれた者が共和国の最高統治機関である銀河元老院を束ねる最高議長となり執政の長を務める一種の議院内閣制をもってこの巨大な共同体を運営した。司法手段としては宇宙でもあまり存在しない超越的能力、フォースを会得した「ジェダイ騎士団」が銀河の隅々まで足を伸ばし、その高潔な精神と絶対的な力で様々な争いごとを調停した。
[編集] 歴史
映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』で描かれたヤヴィンの戦いより遡ること約25,000年前、銀河系にあまねく存在しある程度の交流をもっていた人間、エイリアンなど文明民族が惑星コルサントにて統一銀河憲法を承認。これにより銀河系を統治する民主主義惑星同盟「銀河共和国」が誕生した。首都は惑星コルサント。元老院議会を始め主な政府機関、ジェダイ聖堂などがある。共和国は後に建つ銀河帝国とは違い、民主主義と官僚制度が健全に運用されている限りは、銀河の全市民に対し種族の如何を問わず公平に接し、市民に忠実だった。
統一すればそこから外れるものが出てくるのも世の常で、共和国は歴史上様々な危機に直面した。もっとも大きなものは共和国を守護すべきジェダイ騎士団の中から共和国やジェダイに反抗するものが出てきたことである。彼らは共和国を脱退し「シス」を名乗り一大帝国を建設、ヤヴィンの戦いより約5,000年前に突如共和国に対して戦争を仕掛けてきた(ハイパースペース大戦)。
その後も共和国は度々この「シス」の存在に悩まされる歴史を送ることになる(シス大戦など)。その度にジェダイ騎士団が侵略を防ぐが、シスが完全に滅びたと認識されたルーサンの戦い以降、共和国統治領内では大規模な戦争は行われなくなり、以後1000年に渡って平和と繁栄の時代を謳歌した。しかし、この平和な時代に銀河各地を統治する官僚機構は肥大し、やがて中枢では官僚制度の腐敗と強権を手に入れた元老院議員による汚職が頻発するようになり、共和国末期には統治している銀河各地においてその弊害を露にしはじめた。そしてこの頃、裏ではシス卿ダース・シディアスとして暗躍し、表では惑星ナブー代表の銀河元老院議員を勤めていたパルパティーンが元老院最高議長に着任することに成功した。パルパティーンは巧みな演説で大衆の心をひきつけ腐敗した官僚制度を合理化する一方、シスの暗黒卿としては共和国に不満を持つ勢力を焚きつけて社会不安を拡大し軍備増強によってクローン大戦の開始と、それに乗じたジェダイ騎士団抹殺の陰謀を成功させる。彼の帝国制移行の宣言をもって25000年に渡る銀河共和国の歴史は一旦終焉を迎えた(これまでを旧共和国と呼ぶ)。
しかし銀河帝国の恐怖政治による支配も、銀河各地の民主勢力によって結成された反乱同盟軍によって25年で崩壊。共和国再建自由惑星同盟のモン・モスマが共和制復帰を宣言し、銀河元老院による執政も復活した(以降を新共和国と呼ぶ)。
ところが平和を取り戻したのもつかの間、そのたった20数年後に銀河系外から飛来した種族ユージャン・ヴォングの侵略を受け、銀河共和国はかつてないほどの破壊と殺戮にまみれることとなった。ジェダイのフォースが全く効かない敵に対して、ルーク・スカイウォーカーが結成した「新ジェダイ騎士団(ニュー・ジェダイ・オーダー)」が立ち向かうことができるかどうかが、以後の共和国存亡の鍵となっている。
[編集] 人物
- パルパティーン元老院最高議長
- フィニーズ・ヴァローラム前元老院最高議長
- マス・アメダ副議長
- パドメ・アミダラ元老院議員
- ベイル・オーガナ元老院議員
- イスター・パディ元老院議員
- ロット・ドッド元老院議員
- アクス・モウ元老院議員
- オーン・フリー・タ元老院議員