釧路川
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釧路川 | |
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岩保木水門付近 |
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延長 | 154 km |
水源の標高 | 121 m |
平均流量 | 29.28 m³/s |
流域面積 | 2,510 km² |
水源 | 屈斜路湖 |
河口 | 太平洋 |
流域 | 北海道 |
釧路川(くしろがわ)は、北海道東部を流れる一級河川。釧路川水系の本川である。流路延長154km、流域面積2,510km²。
目次 |
[編集] 地理
屈斜路湖に源を発し、釧路支庁管内を南流して弟子屈町や標茶町の市街地を通り、釧路港で海に注ぐ。ほぼ川に平行してJR釧網本線が通っている。下流域は釧路湿原と呼ばれる日本最大の湿原が広がっている。途中、岩保木(いわぼっき)水門から人工河川である「新釧路川」を分けるが、実際の幹川は、釧路市街を流れる「釧路川」ではなく、「新釧路川」となっている。
[編集] 役割
カヌーイストに人気が高く、夏季は全国から愛好者が川下りのために訪れる。 なお、一級河川には珍しく釧路川本流にはダムが設置されていない。
[編集] 釧路川の名称について
釧路川は釧路港に大量の土砂を運び込み、たびたび洪水も起こしていたため、1931年に岩保木水門から分水路を開削し、これを「新釧路川」とした。1967年に一級河川の指定を受けた際分水路の方を幹川と認定したため、北海道開発局が管理することとなった分水路を「釧路川(新水路部)」とし、引き続き道の管理下に置かれたかつての下流部を「旧釧路川」とする名称変更を行った。しかし釧路市民は慣れ親しんだ釧路川に「旧」の烙印を押されることに不満を抱き、長年に渡って名称復帰を訴えてきた。その熱意が通じ、2001年4月5日に国土交通大臣より告示があり、それぞれ「新釧路川」「釧路川」の名称に戻された。岩保木水門は釧網本線の車中から見ることができる。
[編集] 主な支流
- 鐺別川
- オソベツ川
- ヌマオロ川
- アレキナイ川
- 久著呂川
- 別保川
- 雪裡川
- 仁々志別川
- 新釧路川(分流)
[編集] 周辺湖沼
- 塘路湖
- 達古武沼
- シラルトロ湖