金印(きんいん)は金でつくられた印章のこと。
東アジアの冊封体制の元では、皇帝が諸国の王を臣下と認める証しとして、その定められた地位に応じ玉印・金印・銅印などが与えられた(印綬)。日本では、福岡県で発見された「漢委奴国王印」が有名である。
ヨーロッパにおいては、皇帝の出す文書に金印が押された。(→金印勅書参照)。
現在の日本の国璽・御璽は金印で、京都の印章職人によって作成された。
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