金丸重嶺
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金丸重嶺(かなまる しげね、1900年-1977年)は、新興写真を代表する写真家。商業写真・広告写真分野の草分け。
1926年に、写真家・鈴木八郎とともに、金鈴社(日本初の商業写真スタジオ)を設立。ここでいう、「商業写真スタジオ」とは、個人の依頼による人物写真の撮影をする、いわゆる「営業写真館」ではなく、広告写真の撮影を行うスタジオ(個人商店や企業を、そのクライアントとする)を意味する。
杉浦非水の「七人社」にも参加。
1932年には『新興写真の作り方』を刊行。
1943年の写真壁画「撃ちてし止まむ」(東京有楽町・日劇、のち、大阪なんば・高島屋にも)は、金丸の作品である。
日本大学でも写真について教鞭をとった。
[編集] 主要な展覧会
日本において、金丸の作品を大きく取り上げた展覧会は開催されていない。