都城県
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都城県(みやこのじょうけん)は、廃藩置県後、現在の宮崎県南部から鹿児島県東部にかけて置かれた県。
以下の地域を県域とする。
- 大隅国6郡
県庁は都城領主館跡(現在の都城市役所敷地内)に置かれ、参事に桂久武(薩摩藩家老、鹿児島県権大参事を歴任、西郷隆盛と親しく、後に西南戦争にて戦死。幕末/維新期に関する史料的価値の高い「桂久武日記」を残す)が任命された。
明治5年(1872年)5月15日姶良・菱刈2郡と桑原郡の一部を鹿児島県へ移管。
明治6年(1873年)1月15日には旧日向国をもって宮崎県を設置する布告が出、僅か一年余でその歴史を終えた。
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