週刊わたしのおにいちゃん

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週刊わたしのおにいちゃん（しゅうかんわたしのおにいちゃん）はフィギュア、及びそれが付属するブックレット作品の総称。

2004年1月14日から毎週1回計5回発売された。発行はメディアワークス、フィギュア製作は海洋堂。発売に先立った2003年12月23日には電撃萌王の特別付録にフィギュアが付属、2004年7月には特別増刊号が発売された。

尚、本稿では姉妹品として扱われる事が多いビエンナーレ第9回国際建築展日本館カタログ付録についても併載する。

目次 1 作品概要 2 連載内容 3 登場キャラクター 4 プレビュー版（電撃萌王付録） フィギュア 5 特別増刊号 6 ビエンナーレ第9回国際建築展日本館カタログ付録 7 外部リンク

[編集] 作品概要

私立大文字西小学校2年2組の女子児童達の日常等を描いた。基本設定は大嶋優木による。

通称わたおにだが、渡る世間は鬼ばかりと混同されないよう週刊わたおにと呼ばれる事もある。

[編集] 連載内容

• 今週のおともだち：大嶋優木
• ともだちーズ：YUG
• ビジュアルストーリー（タイトルは各号によって異なる）：ばらスィー
• ぜんりゃく、おにいちゃんへ：田中久仁彦
• まとちゃん：結城心一
• わたる世間は萌えばかり（コラム）

[編集] 登場キャラクター

• 尾道観音（おのみち　みおん）

  主人公的存在、身長97cmでその低身長を気にしている。

  フィギュアは第1号に付属。日直として黒板の文字を消している状態、付録として特別カラーバージョンの上着が付属する。

• 桜木下朝日（さくらきのした　あした）

  スポーツ全般が得意だが、ルールに縛られるのが苦手で体育の時間は嫌い。

  フィギュアは第2号に付属。プールから上がる状態（スクール水着着用）。

• 青村崎春雨（あおむらさき　はるさめ）

  声優に憧れている。観音が好きだが観音と仲のいい子が気に入らないらしい。

  フィギュアは第3号に付属。給食当番で階段にて転倒し、持っていたシチューをこぼした状態。給食用の割烹着は着脱できるようになっており、外すと別ポーズが現れる。しかし、塗装の関係からか本体に割烹着が接着されていたため「数体つぶす覚悟が無ければ脱がせられない」とまでいわれた。

• 宇治金時園芽（うじきんとき　そのめ）

  お菓子作りが好きだが、自分で食べる事はあまりない。将来の夢は観音の嫁になる事。

  フィギュアは第4号に付属。廊下に立たされている状態。

• エルロン・エゾモモンガ

  体を鍛えており、空手なのか少林寺拳法なのか不明だが、格闘技をやっている。

  フィギュアは第5号に付属。体育の授業でマラソンの後か、休憩中か不明だが水分補給している状態（体操着・ブルマー着用）。

これ以外にも、作者によってオリジナルキャラが追加されたりしていた。

[編集] プレビュー版（電撃萌王付録） フィギュア

• 夢野澄香（ゆめの・すみか）

当初はワンダーフェスティバル2003夏で発売の予定であったが、時間的な問題もあって萌王の付録となった。初期設定では「体験版ちゃん」となっていたが、YUGによって「夢野澄香」と命名された。

フィギュアは着替え中のシーン。

[編集] 特別増刊号

2004年7月発売、作者が増えた上わたおに製作秘話等が含まれている。勿論、フィギュア付き。

• 世多桜てとら

昼は普通の小学生、夜は正義の味方「ビター＆スイート」になるという9歳。

フィギュアはビター＆スイートで、猫と共にミルクを舐めている状態。

[編集] ビエンナーレ第9回国際建築展日本館カタログ付録

2004年、イタリア・ヴェネツィアで開催された「ビエンナーレ第9回国際建築展」の日本館の出展物「おたく 人格＝空間＝都市」のカタログに付録としてフィギュアが付属するが、キャラクター設定をわたおにと同じく大文字西小2年生女子児童としているためシリーズとして扱われる場合が多い。

• 新横浜ありな（しんよこはま・-）

小学2年生にして家事をそつなくこなす。父は絵本作家。名前は横浜アリーナのもじりと推定される。

フィギュアは秋葉原の総武線陸橋を跨ぐ状態で、制服を着てランドセルを背負った通学スタイルである。

[編集] 外部リンク

• 週刊わたしのおにいちゃん 公式サイト。2006年7月中旬にドメイン切れによるURL変更を確認。

• ヴェネチア・ビエンナーレ 第9回国際建築展 日本館