連邦会議 (ドイツ)
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連邦会議(独:Bundesversammlung,英: Federal Convention)は、ドイツ連邦共和国の連邦大統領を選出することのみを目的とする非常設の連邦機関の名称。
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[編集] 名 称
ドイツ語のBundesversammlung はBund(連邦)、Versammlung(集会、会議)の二つの単語を結び付けた複合名詞である。
Bundesversammlungにおいては連邦大統領を誰にするのかを討議することなく、選出することのみを目的とするので、連邦会議という訳語よりも連邦集会が適切との意見がある。
- ドイツ語圏における他の使用例
オーストリアやスイスでもBundesversammlungと同じ名称の機関が存在するが、ドイツとは異なる役割を担う。下記の記事を参照。
[編集] 役 割
ドイツ連邦共和国基本法第54条に連邦会議によって連邦大統領を選出すると規定される。
[編集] 構 成
ドイツ連邦議会議員数と同数の連邦議会議員の代表で構成される。
50 % ドイツ連邦議会議員 |
50 % 各州議会代表 |