転売
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
転売(てんばい)は、小売業者から購入した物的商品を、他に欲しがる人に販売し、その差額で利益を生み出すこと。一般に個人で、最初から他の購入先に売却する目的で購入する一連の流れを指す事が多い。転売を専門に行う人を転売屋と呼ぶ。
市場主義経済の下では商品は共通の対価(通貨)で取引されることが多い。また店舗において不良在庫化した商品を通貨に変換するため、通常価格では店舗に置いていては不可能なものが安売りとして放出される。その安売り、いわゆるワゴンセールにおいて商品を仕入れ、インターネットオークションや中古買取業者、また個人間でそれらの仕入れた商品を販売する。
この行為は卸売業者から小売店が商品を仕入れ、商品として販売する行為と基本は同じであるが、看板を構えて行うわけでないことが多いため、あまり人々には好まれない。
カテゴリ: 流通 | 経済関連のスタブ項目